【シニアの健康】FMDダイエットとは？効果は？

FMDダイエットは、プチ断食ともいわれるダイエット法です。通常の断食とは異なり、断食中でも食事はとります。ただしカロリーはかなり制限し、葉物で繊維やビタミンなど栄養は接種します。

FMDとは、fasting mimicking dietのこと。

mimickingは真似をするという意味。Fastingは断食。その名の通り断食風のダイエットという意味になります。

一般的な断食は「水」のみという厳しいものですが、FMDの場合には断食中でもビタミンなどの栄養分はしっかり摂取して行います。

具体的には、摂取カロリーを800キロカロリー以下にし、大栄養素の比率はキープ。タンパク質10％、脂質45％、炭水化物45％程度とします。

断食期間は5日間で、目標体重に達するまで月に1回行う。

食べるものとしては

・野菜スープ。
・少量のナッツとオリーブオイル
・葉物野菜、ブロッコリー、キュウリ、ニンジンなどの野菜。
・少量のベリー類。
・豆類、レンズ豆、ひよこ豆やフムスなどの豆類

など。

白米、ケーキ、コーンフレークなどはNGです。

一例として

朝食：ハーブティー1カップ、ベリー類1/2カップ。
昼食：いろいろな葉野菜とキュウリのサラダ。ドレッシングを大さじ1杯。
おやつ：アーモンド10粒。
夕食：ブロッコリー、カリフラワー、ニンジンなどの野菜を蒸すか軽くソテーしたもの1カップ、オリーブオイル大さじ1杯。

なんかお寺の粗食って感じですね。

効果についてはいろんな研究が進んでいるところです。

ある研究ではマウスで、FMDについて実験・調査。

この場合、正常細胞を保護する一方で、がんや自己免疫細胞を含む損傷細胞を死滅させ、炎症を軽減し、多系統の再生を促進し、寿命を延ばす効果があったそうです。

人間の場合でも、BMIの減少、全身の脂肪量の減少、血圧の低下などが認められているそうです。

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