仕事中は音楽かけまくりですが、最近はドビュッシーやショパンなどのクラシックもいいなと思ってます。ざっくりクラシックになじむため、初心者でもわかりやすい作曲家リストをまとめてみました。
初心者のおすすめクラシック音楽は?
クラシックは17世紀~20世紀代前半頃のヨーロッパ・西洋音楽。
バッハなどのバロックの時代では、教会音楽から貴族の音楽へと広がっていきます。
さらに一般へ広がった時代は「古典派音楽」の時代であり、モーツァルトやベートーベンといった日本でもおなじみの作曲家が活躍しました。
19世紀には「ロマン派音楽」となり、より一般の方々に受け入れられるような主観・感情的音楽表現がすすんでいきます。ショパン、ブラームス、チャイコフスキーなどが有名。
20世紀には「近現代音楽」とされ、ドビュッシー、ラヴェルらによってさまざまな技法を駆使した楽曲が作られました。
バロック
ヨハン・ゼバスティアン・バッハ 1685年3月31日-1750年7月28日
ドイツの作曲家。バロック音楽の重要な作曲家。
それほど強い展開、抑揚はつけず、きれいでおごそかな弦楽器の演奏が、ひたすらゆったり続いていく印象。高級レストランのBGMで流れてそう。
G線上のアリア
管弦楽組曲第3番 BWV1068。ゆったりとした厳かな旋律が奏でられる、多くの人が聴いたことのあるであろう作品です。
小フーガ
ト短調 BWV578。
RPGでいよいよ大ボスとの闘いを迎える時にでも流れそうな、ちょっぴりダークで荘厳な楽曲です。
古典派音楽
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト 1756年1月27日- 1791年12月5日
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトは、毒殺説もあり、映画「アマデウス」も話題となりました。
日本でもポピュラーで、いろんな場所でモーツァルトの作った曲に触れていると思います。自分の死期を暗示しているともとれるオペラ『魔笛』などが有名です。
アイネ・クライネ・ナハトムジーク ト長調 K.525
これも学校等でよく聴いた感のある名曲です。
フィガロの結婚
フィガロとスザンナ、バルトロとマルチェリーナの結婚式という戯曲オペラ。
魔笛
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン 1770年12月- 1827年3月26日
古典派音楽の集大成かつロマン派音楽の先駆的存在。耳が聞こえなくなっても作曲していた逸話でも有名。
ベートーベンといえばなんといっても交響曲。
1番から9番まであり、交響曲第3番が「英雄」、交響曲第5番が「運命」、交響曲第6番が「田園」そして交響曲第9番いわゆる「第九」では「合唱」ともあいまった楽曲になります。
やはり交響曲「運命」は迫力と緊迫感のある強い楽曲で、一度聴いたら耳から離れません。
個人的には、ゆったりとはじまる第四も好きです。
楽聖ベートーヴェン(字幕版)は、アマゾンプライムで視聴可能。
運命
交響曲 第5番「運命」は、まさに「運命」のダイナミクスを音楽で再現したかのような激しさと抒情性をあわせもつ名作です。
ロマン派
フランツ・シューベルト 1797年1月31日-1828年11月19日
ドイツ・ロマン派初期を代表するオーストリアの作曲家。
ベートーベンにあこがれ、 歌曲、室内楽、ピアノ曲など多くの作品を残しました。「魔王」などで有名。
アヴェ・マリア
魔王
メンデルスゾーン 1809年2月3日- 1847年11月4日
ドイツロマン派。
「結婚行進曲」は、結婚の時には欠かせぬ定番のメロディーといえるでしょう。
結婚行進曲
フレデリック・ショパン 1810年3月1日- 1849年10月17日
前期ロマン派音楽を代表する作曲家。
作曲ではピアノ独奏曲が多く「ピアノの詩人」ともいわれます。
柔らかくて美して暖かいメロディは、初心者でも非常に聴きやすいです。
その生涯は楽聖ショパン(字幕版)としてアマゾンプライムで視聴可能。
ワルツ第1番 変ホ長調 「華麗なる大円舞曲」
ワルツ第1番 変ホ長調 「華麗なる大円舞曲」は、小学校などでも鑑賞される明るくてアップテンポのピアノ独奏曲です。
ノクターン(夜想曲) 第2番 変ホ長調 作品9の2
こちらもショパン鑑賞ではよく聴くような定番のピアノ独奏曲。
落ち着いて抒情性豊かなしっとりとした作品です。
英雄ポロネーズ
ポロネーズ第6番 変イ長調 作品53 。
華麗でダイナミックできれいなメロディラインは聞き覚えのある方も多いのでは。
革命のエチュード
練習曲第12番 ハ短調 「革命のエチュード」。
出だしからダイナミックに展開する、強い楽曲です。
ヨハネス・ブラームス 1833年5月7日-1897年4月3日
ドイツの作曲家。
J.S.バッハ、ベートーヴェンと共にドイツ音楽における三大Bの一角。
「ハンガリアンダンス」など、聞き覚えのある楽曲は多いです。
ハンガリー舞曲 第5番
チャイコフスキー 1840年5月7日- 1893年11月6日
ロシアの作曲家。ロマン派音楽。
「白鳥の湖」「眠れる森の美女」「くるみ割り人形」の3大バレエ音楽は特に有名。
ピアノ協奏曲 第1番 変ロ短調
力強い導入部から一気に引き込まれる名作です。
くるみ割り人形
近現代音楽
クロード・ドビュッシー 1862年8月22日- 1918年3月25日
フランスの作曲家。
革新的で近代音楽の扉を開けたともされています。
ショパン同様、耳障りの言い素敵なメロディラインです。
アラベスク 第1番
ドビュッシーの初期代表曲。
その名の通り、いろんな旋律がきれいに重なり合う美しい作品です。
亜麻色の髪の乙女www.youtube.com
ドビュッシーの作品としては、学校やテレビでよくかけられている、聞き覚えのある作品の1つです。
モーリス・ラヴェル 1875年3月7日 - 1937年12月28日
フランスの作曲家。
「ボレロ」「ダフニスとクロエ」「亡き王女のためのパヴァーヌ」などが有名。
ボレロ