日本ハムの新庄監督の成績が思わしくありません。で、気になるのは早々に監督休養となるのかどうかです。こちらでも歴代記録?を更新するのでしょうか。
プロ野球 最も早く監督休養となったのは?
シーズン途中で監督が代わる場合、
・球団から強制的に→解雇
・表向きは監督だが実質後退→休養
・自らやめる→辞任
といったパターンがあります。
多分一番多いのは「休養」ではないかと思います。
シーズン途中の解任
シーズン途中での解任は、2003年4月23日オリックスで石毛さんが早いです。
2002年は最下位。
2003年は20試合で7勝12敗1分け(.368)という段階でしたが解任。
翌日からは打撃コーチのレオン・リーが監督へ就任しました。
解任は基本的には成績不振が原因だとは思いますが、石毛さんによれば「獲得した外国人を二軍に落としたこと」が社長への当てつけととられたのでは...としています。
フロントと監督との意思疎通がそもそもうまくいってなかったことが、根底にはあるのでしょう。
シーズン途中の休養
シーズン途中での休養は、1984年4月27日ヤクルトで武上さん。
1982年・1983年には2年連続の最下位。
1984年は18試合4勝13敗1分け(.235)で成績低迷で休養となりました。
後任には中西太一軍ヘッド兼打撃コーチ(監督代行)を経て、土橋正幸一軍投手コーチが就任しました。
シーズン途中の辞任
シーズン途中での辞任は、1975年4月27日広島のルーツ監督が早いです。
大リーグ出身監督でしたが、ボール判定へ抗議・審判暴行・退場拒否をしました。
その場は球団代表がいったんなだめましたが、「球団代表が監督の権威侵害をした」として辞任しました。
監督通算成績は6勝8敗1引分。
原・新庄監督は大丈夫?
原監督が休養になったら?
まず個人的にですが、突出して極端に弱いチームがあるとリーグ全体としては面白くありません。そういう意味でも頑張ってほしいところではあります。
原監督には休養説も徐々に出てきました。
菅野投手も離脱して投手陣が苦しいのは事実ですが、ここのところ原監督には選手起用について専門家からもファンからも厳しい目が向けられているのは事実です。
現在はあの中日よりも順位が下。この低飛行が続けば、いずれ大きな判断がなされる可能性はまったくないとはいえないでしょう。
原監督に球団史上初「途中休養」の可能性…巨人両リーグ最速10敗で最下位転落の不吉|野球|日刊ゲンダイDIGITAL (nikkan-gendai.com)
休養となれば、ヘッド兼バッテリーコーチの阿部 慎之助さん、総合コーチの川相 昌弘さん、二軍監督の二岡智宏さんあたりが代行として名前が挙がりそうです。
個人的には選手の頃から裏方に徹してきた川相さんあたりに期待したいところですが、はたして。。
新庄監督が休養になったら?
日ハム新庄監督の場合、「20勝のロケットスタート」構想は早くもとん挫。最下位となっています。
新庄監督のおかげで開眼した選手も多いですし、決してすべてが悪いというわけではありません。
しかし監督経験が乏しいのは事実です。監督としてマネジメントやストラテジーの部分ではまだまだ覚えないといけないことも多いのではないでしょうか。
おそらく新球場への動員に影響が出るようなら何らかの措置にはなるように思います。
通常新球場は一度は見たいというファンが多いので、かなり動員数は落ちると考えにくいです。
それが落ちるようなら日本ハムとしても非常事態。思い切った対策を講じる必要が出てくるでしょう。
もちろん日ハム側もいろんな動きがあります。
ヒルマン前監督とコンサル契約を結んでいることから、急な現場復帰の可能性はゼロではないでしょう。
他に挙がりそうな名前としては、GMの稲葉さん、二軍監督の木田優夫さん、さらにウルトラCで栗山さん、あたりでしょうか。
日ハムOBつながりで落合さん、高木豊さんの名前も出るかもしれませんね。