2024年のイーグルスは大幅補強のないままシーズンへ突入。多くの専門家が指摘しているように厳しい戦いが続いています。
楽天イーグルス、今江監督休養?
昨年はGM監督の石井一久さんが退陣され、新たに2024年には若い今江さんが抜擢されました。
松井裕樹が抜けた穴には則本を配置。浅村のコンバートをしたり、藤平の中継ぎ転換、さらに早川を開幕投手として責任を持たせるなど、次々と手を打っています。
しかし残念ながら層の薄さもあってなかなか勝ちきれない試合が多くなっています。
4月終了時点で西武の8勝18敗があるので目立ちません?が、11勝14敗と負け越しており、まだまだ上昇ムードはありません。
休養の場合、監督代行は?
今江さんは、1983年8月26日生まれで、40歳のフレッシュな監督です。
野球ファン的に見れば結構よくやっている印象がしますし、どちらかというとイーグルスは選手層のバランスがよくないですから、なかなか常勝軍団になるには時間がかかって当然ではないかという気はします。
とはいえ、球団は楽天の勝利でポイントアップになりますから、あまり負けていればオーナーからの強硬命令が発動される可能性はあるかもしれません。
既に4月19日の西武戦の試合前首脳陣の配置転換が実施されています。
一部報道では借金10が一つのめどになるのではないか、との声が出ています。
チーム低迷に楽天・三木谷オーナーが激怒?「今江監督休養&渡辺ヘッドコーチ昇格」仰天プラン | FRIDAYデジタル (kodansha.co.jp)
今江監督が休養ということになれば誰が代行になるのでしょう。
真っ先に候補になりそうなのは、渡辺直人一軍ヘッド(43)です。
イーグルス生え抜きながら、一時期はベイスターズや西武へ。ただしイーグルスへ出戻り、引退後は指導者への道を歩んでいます。
また現在二軍コーチである「三木 肇」さんの返り咲きもあるかもしれません。
石井GM初年度には楽天監督経験がありますし、野村チルドレンでもあります。
たった1年で解任されたことになりますが、まさに捲土重来となるかもしれません。
楽天復活するには?
まず4月時点で一度振り返っておきましょう。
チーム打率は231で、トップソフトバンクと下位西武とのはざまでは標準的なところです。
安打数は201で、実は日本ハムより多いです。
得点は80でオリックスに次いで3位です。
防御率は3位で3.83は圧倒的なワースト。失点106も圧倒的なワースト。
これを見れば投手陣の整備が一番の課題であることは明白です。
先発陣は早川1-2,ポンセ2-2、荘司1-1,内1-1、岸1-2。
早川は4点台、ポンセ、荘司は5点台の防御率です。
とはいえ、早川、荘司、そして2軍の古謝などのドラ1投手陣は、今年投げまくることで「投げる体力」と「勝つなげ方の習得」をしていくことが大事でしょう。
あとは先発投手陣のトレード補強をしていくのも大事かもしれません。
「力があるのになかなか投げれない先発のできる投手たち」としては
- 秋山(阪神)
- 西 純矢(阪神)
- 二木(ロッテ)
- 渡邉 勇太朗 (西武)
...などがいます。
また中日との涌井のトレードの縁を考えれば、中日から根尾、福谷などの投手獲得にも期待です。