おすすめ楽曲を紹介!で前回高橋幸宏編だったので、今回は坂本龍一編です(敬称略)。
(更新)追悼です。まだ71!YMOとあわせたら聴いた時間は全アーチストの中で1番多いかもです。
YMO時代
Warhead
1980年7月21日リリース作品。
ひたすらループする電子音、シンプルで無機質に繰り返されるボーカルなど、前衛的なテクノといった感のある実験的作品です。
教授といえば美しいメロディーのピアノの人でしょ...などと間違って知っている人にはぜひ聴いてほしいところ。
初期傑作としては「1000のナイフ」などもありますが、個人的好みでこちらをリストアップしました。
教授の非常に尖った一面がうかがえる名作です。
コンピュータおばあちゃん
「NHK みんなのうた」でかかっていた作品。1981年作品。
この「コンピューターおばあちゃん」の作詞・作曲は教授...ではなく、伊藤良一さんという方によるもの。
本記事を書くまでてっきり教授の楽曲だと思っていました。
B面のフォトムジークは教授オリジナルで、サウンドストリートで曲の作る過程を紹介するという企画で作ったもの。
い・け・な・い ルージュマジック(+忌野清志郎)
1982年リリース作品。
資生堂CM楽曲でもあり、RCサクセションの忌野清志郎とのコラボ作品です。
糸を引くようなキヨシローのボーカルですが、シンセサウンドのポップな感じに非常になじんでいます。
もちろん大ヒット。B面の「明・る・い・よ」もいい曲ですよ。
バンブーハウス/バンブーミュージック(+デビッドシルビアン)
1982年作品。
デビッドシルビアンとのコラボ楽曲。
「バンブーミュージック」は「バンブー=竹」という東洋的なイメージ。
「ブリキの太鼓=TinDrum」で東洋的な世界観を耽美的に仕上げたJAPANにも通じる渋い作品に仕上がっています。
「バンブーハウス」は、教授のぼそぼそつぶやきがのっかる不思議な音の空間が展開します。
戦場のメリークリスマス/禁じられた色彩
1983年の映画Merry Christmas Mr Lawrenceのための楽曲。
後、「禁じられた色彩」としてデビッドシルビアンとのコラボ曲としても登場しています。
誰もが知っている、教授を象徴する金字塔的な作品といってよいでしょう。
いうことなし!
YMO後
YMOは1983年に解散。
以降は各メンバーともソロ活動に移行しました。
ステッピン・イントゥ・エイジア
1985年にリリース。
FM番組「サウンドストリート」内で「タイ語面白いねえ~」ってところからできた曲だったように思います。
ほかの国の言葉だったり、楽器だったり、メロディだったり、いろんなものを取り込むのは天才的にうまいっす。
NEO GEO
1987年の同名アルバム2曲目。
もともと電子やクラシック、ロックやエスニックと縦横無尽に操る教授ですが、本作では沖縄民謡を大胆に取り入れています。
沖縄民謡シンガーがファンクと絡む意外性!
「ある国の楽器と他の国の音楽とをかけあわせ、どこの国でもない音楽を作り出してしまう」...、まさに教授ならではの作品です。
ラストエンペラー
1987年公開のアカデミー作品賞受賞映画。
音楽は教授に加え、デイヴィッド・バーン(トーキングヘッズ)、蘇聡で担当。
3人でアカデミー音楽賞を受賞し、日本人としては初受賞となりました。
GEISHA GIRLS(+ダウンタウン)
1994年7月21日リリース。
ダウンタウンを「GEISHA GIRLS」としてプロデュースした作品。
こてこて大阪漫才をヒップホップでコーティングしたような作風で遊び心全開です。
セールス的には、小室サウンドの「WOW WAR TONIGH」(1995年)に完敗してしまいダウンタウンにつっこまれてたように思います。
https://music.youtube.com/playlist?list=OLAK5uy_nwCX6IWCBcjmiOMUOqdaAKcprD_zIL_Mg&feature=share
エナジーフロー
1999年マキシシングル「ウラBTTB」収録作品。
三共リゲインのCM曲で、CDはミリオンセラーを達成しました。
個人的にはそんなに好みではありませんが、教授を代表する人気曲ということでセレクトしてみました。
10曲シリーズ、高橋幸宏編はこちら。
細野さん編。
やっぱYMOでしょ。