おすすめ楽曲を紹介!で前回高橋幸宏編だったので、今回は坂本龍一編です。
今こそ聴きたい坂本龍一!おすすめ10曲
第10位 エナジーフロー
1999年マキシシングル「ウラBTTB」収録作品。
三共リゲインのCM曲でしたが、作品のほうはミリオンセラーを達成。
正直、そんなに好みではありませんが、教授を代表する人気曲ということで10位にランクしてみました。
第9位 GEISHA GIRLS
1994/7/21年リリース。
ダウンタウンを「GEISHA GIRLS」としてプロデュースした作品。こてこて大阪漫才をヒップホップでコーティングしたような作風。
ただセールス的には、小室サウンドの「WOW WAR TONIGH」(1995年)に完敗してしまいました。
第7位 ステッピン・イントゥ・エイジア
1985年にリリース。
FM番組「サウンドストリート」でタイ語面白いねえというところができた曲だったように思います。
第7位 Variety Show/大航海 Verso lo schermo
第7位は個人的好みで「未来派野郎」後半の収録曲から。
教授の作品はいろんな引き出しが多いですが、Variety Showはサンプリングされた無機的なビートにマリネッティの演説がのっかります。大航海 Verso lo schermoでは、情感たっぷりで映画のサウンドトラックのような重厚な曲調にオペラのような歌声がからみます。
このようにいろんな材料をまとめ上げる力量とセンスの良さは、何度聴いても飽きさせられません。
第6位 コンピュータおばあちゃん
コンピューターおばあちゃんはの作詞・作曲は伊藤良一さんによるもの。
「NHK みんなのうた」で、プロデュース・編曲・演奏を手掛けたバージョンが人気化しており、本記事を書くまでてっきり教授の楽曲だと思っていたほど。
第5位 い・け・な・い ルージュマジック
1982年リリース作品。
資生堂CM楽曲でもあり、忌野清志郎とのコラボ作品です。
癖のあるボーカリストとのコラボでも、教授のセンスがいかんなく発揮されるところがいいですね。
第4位 バンブーハウス/バンブーミュージック
デビッドシルビアンとのコラボ楽曲。
バンブーという東洋的なイメージで、JAPANにも通じる渋いポップという感じの「バンブーミュージック」と、教授のぼそぼそつぶやきがのっかる「バンブーハウス」という不思議な音の空間が展開します。
第3位 NEO GEO
1987年の同名アルバム2曲目。
もともと電子やクラシック、ロックやエスニックと縦横無尽に操る教授だが、本作では沖縄民謡を大胆に取り入れています。
ファンクっぽい仕上がりにしているところもいいです。
ある国の楽器とある国の音楽とをかけあわせ、どこの国でもない音楽を作り出すという、まさに教授の面目約如な作品です。
第2位 Warhead
1980年7月21日リリース作品。
ひたすらループする電子音、シンプルで無機質に繰り返されるボーカルなど、前衛的なテクノといった感のある実験的作品。
教授の非常にとがった一面がうかがえる名作です。
第1位 戦場のメリークリスマス/禁じられた色彩
1983年の映画Merry Christmas Mr Lawrenceのための楽曲。
後、「禁じられた色彩」としてデビッドシルビアンとのコラボ曲としても登場しています。
いろんな意味で教授を象徴するまさに金字塔的な作品といってよいでしょう。
高橋幸宏編はこちら。