マイクラを高画質にするというパックの開発が中止されました。一方でマイクロソフトとnVidiaは「パストレーシング」なる機能をウィンドウズ版マイクラに追加。これを利用するとマイクラの世界が劇的に改善してくれます。
マインクラフト、パストレーシングが追加
パストレーシングとは?
先日、マイクラをきれいにレンダリングするという「パストレーシング」が追加されることが発表されました。
nVidiaのGPUを使うことでレイトレーシングを実装。レイトレは光をトレースするため、より光の表現がリアルに再現されるようになります。
でも映像を見ると、まるでその場にブロック群ががあるかのように雰囲気ある画質のマイクラが繰り広げられています。
マイクラでは、地面の裂け目のような場所があります。
その下部より、裂け目から外の光がさっと差し込む風景なんかもレイトレで非常にきれいにレンダリングされるようになります。
利用するには?
この機能を使うには、ウィンドウズ版のマインクラフトが必要。
また、NVIDIAのRTX対応機種を利用している必要があります。
なお現時点でウィンドウズ版を確認したところ、設定には特に「Path Tracing」のような項目はありませんでした。
バージョンのせいなのか、利用機種によって出る出ないがあるのかはまだわかりません。
スーパーデューパーグラフィックスパックはどうなったの?
マイクラは2009年リリースのゲームです。
先日10周年が祝われましたが、その間グラフィック表現だけはあまり進歩しませんでした。
そのため、現在プレイしても、ドットの粗いテクスチャのままです。
きれいにしたい!という取り組みとしては、「SUPER DUPER GRAPHICS PACK」というマイクラをきれいにするパックの開発が進められていました。
しかし先日、技術的な理由で開発中止となってしまいました。