ウィリアムギブソンの名作「ニューロマンサー」がアップルTVでドラマ化予定です。
それについて作品がどう扱われるのか、本人がポストしています。
[:contetns]
ウィリアムギブソン、ニューロマンサードラマ化について語る
ヒューゴー、ネビュラ受賞の名作「ニューロマンサー」のドラマ化が進んでいます。
今まで映画の話があっては消えている中、無事作品が完成するか注目されます。
さて、作者のギブソン氏はツイートで、ドラマ版とのかかわりについて触れています。
I’m not going to be answering many questions here, about Apple TV’s adaptation of Neuromancer. I’ll have to be answering too many elsewhere, and doing my part on the production. So I thought I’d try to describe that, my part.
— William Gibson (@GreatDismal) 2024年2月29日
ざっくり翻訳は
ニューロマンサー のApple TVでの放映について、ここで多くの質問に答えるつもりはない。
他の場所で多くの質問に答えなければならないし、プロダクションで自分の役割を果たさなければならないからだ。
だから、私の役割を説明しようと思ったんだ。
2) (役割は)原作に関するショーランナーやディレクターの質問に答える。
原稿を読んで提案する。
私のこれまでの経験では、それだけでもかなりの仕事量になります。
3)私に拒否権はない。
脚色は彼らの創造物であり、私の創造物ではないからだ。
小説は孤独な創作物です。
脚色は基本的に共同創作なので、まず第一に「本である」ことにはならない。
4)あなたが本を読んだときに浮かんだものではない。それはあなただけのものだからだ。
今はこのままにしておこう。
日本では原作者とドラマ化の大きなトラブルがありましたが、ニューロマンサーについては原作者の範囲は狭く、完成品はある種の別物となる可能性があることが示唆されています。