台湾で開催される大型のIT系展示会Computexを視察してきました。全般的にVRやAR系の展示が多かったです。またスタートアップを集めた「Innovex」というコーナーも設けられておりなかなか楽しかったです。
Computexに行くには
computexとは?
computexは台湾で行われる大型のPC・ガジェット系展示会です。 入場料などはかかりませんので、無料で視察することができます。 公式サイトはこちら。 www.computextaipei.com.twサイトでは事前登録が用意されています。
本来であれば日本からもサイト上で事前登録することができるはずです。
しかしなぜか登録フォームにて、電話番号の入力文字数が6文字までと制限がかかっております。
さらに電話番号入力は必須のためスキップできません。
適当な文字を入れても正しい電話番号のフォーマットになっていないためにNGが出てしまいます。
ということで、ウェブ上での登録は断念しました。現地で直接登録することにしました。
台湾に行くには?
今は格安チケットサイトやホテル予約サイトを使えば、気に入った価格やクォリティで渡航できるので便利です。
うちはSkytciketで航空便を、Hotels.comでホテル予約を行いました。
台湾は近いうえ、電源も変電器や電源ソケットなどは不要で大丈夫です。
漢字表示は直感的にわかりやすいですし、食文化も近いです。
そのため、海外旅行とはいえ行きやすい場所だと思います。
今回はタイガーエアで仙台空港から出発してみました。
タイガーエアは格安航空で、荷物預けや席指定などで別途料金がかかります。 スーツケースは高さ54cm、横幅38cm、縦幅23cm以下ならば機内持ち込みが可能となっています。
するとさらに料金を払うことはありません。 うちでは小さめのスーツケースなのでまず大丈夫だろうと思いつつチェックインへのぞみました。
タイガーエアで検索したところ、荷物のチェックは厳しくないような記事がありました。 ahiru-tsushin.com
ところが、サイズが持ち込みサイズないかどうかボックスへ入れられたり、重さもしっかり測定されました(10KGまでです)。
帰りはサイズ確認はされませんでしたが(目視ということでしょう)、重さは測定されました。
なので、きちんと規定をクリアしておく必要があります。
仙台以外にも岩手県の花巻空港では台湾への定期便が就航しました。
台湾へますます行きやすくなりました。
台湾についてぶらっとして気づいたのは結構公衆電話があること。
逆に日本ではほとんどみませんよね。
地下鉄ではA線とB線が同じプラットフォームにあることが多くて間違えました。
日本のイメージだと、A線からB線へ乗り換えるにはフロア自体を移動する感覚です。
しかし、台湾だとA線の駅をでると反対側にB線乗り場があったりします。
降りたら反対側の路線を確認しましょう。
台湾では路線は「赤」や「緑」といったシンボルカラーでわかりやすくなっています。乗り換え先のラインかどうか、色だけでまずは識別できると思います。
Computexに入場者登録するには?
今回は現地で直接登録しました。
入り口横の登録の場所に並びます。
順番が来たら、パソコンへ自分のデータを入力します。
名刺を渡し、さらに別のラインへ並んで、今度はネームプレートの出力を待ちます。 それを受け取ったらカードホルダーへ入れて頭にぶらさげればOK。
エントランスでは、多くの人が自動ゲートにひっかかっていました。 これはプレートのQRコードをスキャナにあわせようとしたためです。
正解はプレートのICチップをタッチさせるです。
Computexのレビュー 今回のみどころは?
大きく分けてパソコン関係、ゲーム関係、パーツ関係などのものが出展されています。
またスタートアップだけ集めた「InnoVEX」というエリアも設置されています。 展示場所も南港展覧館やワールドトレードセンターと2か所に分かれています。
パソコン関係
パソコン関係ではやはりマイクロソフトが入り口付近でウィンドウズ10のデモなどを行っています。
ちょうどペイント3Dのデモ中でした。
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全面ディスプレイ型の自動販売機のデモなども行われておりました。
ウィンドウズの全面ディスプレイですが、青い画面だとブルースクリーンを連想してしまうのでちょっと信頼度はかけるかもしれませんね:)。
#taiwan #computex2017 #windows10 #microsoft
ゲーム
ゲーム関係では、このような快適そうなシステムやら、
このような鏡面モニターなど、魅力的な商品が多かったです。
#computex2017 #台湾 #gamingmonitors
全般的には、VRやAIなどが多かった印象です。
こちらはVRではおなじみのVIVEの特設コーナー。 VRヘッドセットをつけて野球ゲームを楽しむデモが行われていました。
こちらはVRヘッドセットを付けて、さらにバーチャルのマシンガンをもって打ちまくります。
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スタートアップ
スタートアップ(起業)だけ集めた「InnoVEX」というエリアがトレードセンターホール3に設置されました。
こちらは機械学習を使った顔認識システム。
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こちらはAR。
写真ではわかりにくいですが、下にある足の模型を動かすと、画面内にはちゃんとした靴がレンダリングされていろんな方向から見れるというようなものでした。 #startup #ar #innovex #computex2017 #taipei #taiwan
こちらはすぐ血液採取して検査できるヘルスケアマシン。 #taiwan #bloodtest #startup #innovex #computex2017
イベントコーナーでは、スタートアップが3分程度でプレゼンを競い合うピッチが行われました。 #startup #innovex #taiwan #computex2017 #brainwave #headset #presentation #techstartup
主なスタートアップは
- サプライチェーンをビジュアル化
- ワイヤレスチャージャー
- 情報マイニング
- 5ボクセル(3Dカメラ)
- AIを使ったローンファイナンス
- ARを使った位置情報サービス
- 室内版グーグルマップ
- 脳波で健康管理するヘッドセット
- ペット向け電子玩具
- uGym(いつでも運動?)
見ていると、ARやAI、ペットや健康、フィンテックといった旬のテーマが多かったように思います。
Computexその他の番外編
食事は?
軽食コーナーが用意されている感じです。ただしシート等はあまりありません。 面倒なのでうちは、日本でもおなじみケンタくん(ケンタッキー)で済ませました。 #lunch #computex2017 #taiwan #kentuckyfriedchicken
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