欧米では「痩せ薬」「ダイエット薬」の利用が進んできており、これによって消費行動も変化があるようです。
ダイエット薬とは?
肥満症治療薬としては、イーライ・リリーの「ゼプバウンド(zepbound)」、ノボノルディスクの「ウゴービ(wegovy)」などの利用が始まっています。
これらGLP-1受容体作動薬は、2031年までには1500億ドル(約20兆円)規模の市場になるともいわれています。
デンマークの「ノボノルディスクファーマ」が提供する「ウゴービ」は日本でも提供開始がはじまります。
ただし保険適用には以下の条件が必要です。
・20歳以上で「肥満症」と診断されていること
・「高血圧」、「脂質異常症」、「2型糖尿病」のいずれか1つに該当すること
・「運動療法」や「食事療法」をしても十分な効果がないこと
・「BMI35以上」もしくは「BMI27以上で、肥満に関連する健康障害が2つ以上ある方」
30年ぶり 肥満症治療薬「ウゴービ」販売、美容目的はNG…強い副作用も【Nスタ解説】 | TBS NEWS DIG (2ページ)
ライススタイルをどう変化させる?
この治療薬は、お財布にも影響するようで、お菓子類の消費は減少するようです。
ヨーグルトや魚などは増えます。
本来なら、安心してダイエットできるのでお菓子類が増えそうです。が、薬の効果で、お菓子類への食欲抑制効果がでてしまうのではないかと思います。
スナック菓子やペーストリー、アイスクリームなどはGLP-1薬使用者のいる世帯では購入量が減っている。
ヨーグルトや魚、野菜スナックの売り上げは増加した。