中国には「老年大学」というものがあり、シニアの方の高齢者教育の場が提供されているようなので調べてみました。
老年大学とは?
面倒なのでChatGPTに聞いてみましょう。
中国の老年大学(老年大学、高齢者大学とも呼ばれます)は、主にリタイアした中高年の方々を対象とした教育機関です。
これらの大学は、中国全土に広がり、知識の向上、新しいスキルの習得、生涯学習の促進を目的としています。
老年大学のプログラムは、参加者が活動的で充実した老後を送ることを支援することに重点を置いています。
ということで、中国でシニア向けの教育の場として提供されており、一般的には60歳以上のシニアが参加しているようです。
こちらは合肥市立高齢者大学のホームページ。
カリキュラムは?
コースは多岐にわたり、健康管理、コンピューター技術、外国語、音楽、美術、文学、歴史など、学術的なものから趣味や実技に関するものまで含まれます。
ある調査によれば、実用性よりは趣味性の高いものが人気のようです。
合肥老年大学の例では、2024年春学期には、文学史、音楽、演劇、書画、写真、舞踊、スポーツ、生活応用の8学科があり、99の専攻と436の教育クラスが用意されています。
各学科の専攻は以下の通り:
文学史学科:世界史、古典文学、中国語文学、詩・散文、民俗文化、文学作文・鑑賞、中高年英語、口語英語、ポッドキャスティング・司会、朗読、民法知識応用。
音楽学科:声楽、合唱、電子ピアノ、二胡、胡弓、ギター、電子ピアノ、古筝、竹笛、竹吹き、ヴァイオリン、クラリネット、陶管、万古オカリナ、サクソフォン、ピパ、演劇主鬚、電子吹きなど。
演劇:京劇青衣、老生、老弾、京劇歌読(女子学生のみ)、黄梅歌劇、越州歌劇、呂歌劇、戯曲劇(女子学生のみ)。
書画:楷書、行書、隷書、篆書、行草書、草書、硬筆、書道、鳥花、山水、毛筆鳥花、骨なし鳥花、漢字人物、漢字人物、毛筆山水、油絵、デッサン、ガッシュ画、書画鑑賞。
写真:デジタル写真、携帯写真、写真・画像制作、携帯ビデオ制作など。
ダンス:民族舞踊、フィットネスダンス、社交ダンス、バレエ、タップダンス、クラシックダンス、ラテンダンス、ベリーダンス(女子学生のみ)、モデル、フィジカルトレーニング、花鼓灯籠パフォーマンスなど。
体育学科:太極拳、太極剣、太極扇、気功、腰太鼓、タンバリン、中国太鼓、ソフトボール、バンブー、ヨガ、ビリヤード、卓球、エアバレーボール、囲碁、チェスなど。
生活応用科:パソコン入門、スマートフォン応用、漢方薬と健康管理、栄養と食事、手芸、わら細工、切り絵、フェイスペインティング、粘土彫刻、スキンケアと美容、社会マナー、イメージと服装のマッチング、茶芸と健康管理、生け花など。
日本ではカルチャースクールや民間の趣味教室が比較的充実しているので、そういうのと一緒な内容のイメージですね。