最近はユーチューブで多数の株解説チャンネルがありますが、そのなかでもコンスタントに予想があたっているのが岡崎良介さんです。はたしてどんな人物なのでしょうか。
岡崎良介さんとは?
岡崎良介プロフィール – マーケットを独自の視点で分析 |岡崎良介Official Site (okazaki-ryosuke.com)
経済評論家。経済書籍作家。
現在はピクテ投信投資顧問の客員フェローで、ユーチューブでは豊証券などのネット番組によく登場しています。
プロフィール
以下がホームページ掲載の公式プロフィールです。
外資にて年金運用もされており、ファンドの動きにもかなり精通されているのも納得です。
1983年慶応大学経済学部卒、
伊藤忠商事に入社後、米国勤務を経て87年野村投信(現・野村アセットマネジメント)入社、ファンドマネジャーとなる。
93年バンカーストラスト信託銀行(現・ドイチェ・アセットマネジメント)入社、運用担当常務として年金・投信・ヘッジファンドなどの運用に長く携わる。
2004年フィスコ・アセットマネジメント(現・アストマックス投信投資顧問)の設立に運用担当最高責任者(CIO)として参画。
2012年、独立。
2013年GAIAの投資政策委員会メンバー就任、
2021年ピクテ投信投資顧問客員フェロー就任
岡崎良介のwiki風プロフィールを公開!評判は悪い?結婚はしている? - 投資顧問比較.com (xn--lzrt22a68g7l8a1lcb6t.com)
当たる?
岡崎さんの考え方のいったんは、「相場ローテーションを読んでお金を増やそう」「新衰退国・ニッポンを生き抜く マネーの鉄則」「超円安時代に稼ぐ投資術」など、各書籍を読んでみるのがよいでしょう。
全部ではありませんが、一般的に年金ファンドなどは「いい株に長期投資」というのはもちろんあるのですが、「下落相場で株がもうからなくなったからファンド投資をやめます」というわけにはいきません。
上昇相場では株式投資を増やし、下落相場になってくるようなら国債であったり、景気に左右されない薬品株・電力株・高配当株にポートフォリオを移動させていきます。
また景気が良くなっていきそうだったら成長株や景気敏感株の割合を増やしていったりするわけです。
このようにポートフォリオを経済状況に合わせてうまくシフトさせ、インデックスよりもより高い収益をあげていくのがファンドマネージャーの腕の見せ所となります。
岡崎さんの著書を見ていると、このような相場ローテーションについてわかりやすく解説されています。
経済の状況に合わせて、どのようなところに投資すべきかがわかるようになります。
チャートのみで判断するチャーチストではないため、短期投資というよりは中長期型の投資を行う方のほうが参考になるのだと思います。
うちは昔書籍で読んでいて知っていたのですが、近年はユーチューブで定期的に情報更新されているのでよくみています。
2023年の秋はリセッション不安で株式相場に比較的ネガティブな方も多かったですが、岡崎さんはアメリカ経済は好調でリセッションにはなないかもと強気発言。その後はご存じのように年末から翌年に向けて強いラリーとなりました。
データオタクというだけに、過去の同じような金融・経済環境のときとよく比較されているので的中率は100%とはいいませんが、ほかの経済プロと比べてかなり高い方ではないかと思います。
大規模介入が話題となった2024年4月後の、2024/5の動画では円安トレンドの終焉として円安是正論を唱えています。気になる方は、その予想が当たるかどうかを注視してみましょう。