一時期イギリスで圧倒的な人気を誇ったカリスマバンド、The Smiths。そのボーカルのモリッシー(Morrissey)のおすすめ楽曲を紹介します。
モリッシー(The Smiths)とは?
1959年5月22日、イングランド・マンチェスター出身のアーチスト。
伝説のバンドThe Smithsではボーカルとして活躍。
解散後はソロとしていまだ現役で活躍しています。
90年代
Suedehead
1987年、数々のヒット曲と伝説を築いてきたスミスが解散。
1988年。モリッシーはソロアルバム第一弾「ビバ・ヘイト Viva Hate」をリリースしました。
解散時の心情をシンプルな歌詞にのせて歌った名曲。
Everyday is Sunday
1988年Viva Hate収録作品。
自身ソロで2枚目のシングル。
「アーマゲドン」「ニュークリアー」など、モリッシーらしい過激なワードが歌詞に次々出てきます。
カラオケ屋さんでモリッシーを歌おうとするとこの曲が入ってました。
November Spawned a Monster
1990年「Bona Drag」に収録された楽曲。どうやら本来はこの曲をメインにしたアルバムが作られる予定だったようです。
Sing Your Life
1991年のアルバム「Kill Uncle」収録曲。
多くの楽曲が元フェアーグラウンド・アトラクションのマーク・E・ネヴィンによって書かれており、モリッシーの全アルバムの中でも「さわやか、ノスタルジック」など違った一面を見せることに成功したと思います。
ただこの路線は本作のみで終わります。
That's Entertaiment
The Jam、ポールウェラーの名曲をカバーした作品。
CDシングルのB面ににも収録されています。
You're Gonna Need Someone on Your Side
1992年リリース「ユア・アーセナル」収録曲。
作曲は元フェアーグラウンド・アトラクションのマーク・E・ネヴィン。
ギター、特にベースの力強さが印象的な作品です。
2000年以降
First of the gang to die
2004年の ユー・アー・ザ・クワーリーからは「アイリッシュ・ブラッド、イングリッシュ・ハート」が全英シングルチャートで3位になるなど、モリッシーの復活を印象付けました。
続くシングルカット「First of the gang to die」も全英6位となりました。
「ギャング」というモチーフもモリッシーらしいし、歌詞後半の展開も爽快感があります。
自身もおすすめ曲として紹介しています。
モリッシーが「私が最も誇りに思うシングル10枚」を発表。ザ・スミス&ソロ名義の作品からセレクト - amass
You have killed me.
2006年のリングリーダー・オブ・ザ・トーメンターズRingleader Of The Tormentors収録曲。全英シングルチャートで3位と健闘しました。
「You have killed me(お前が俺を殺した)」と、モリッシーらしいアジるフレーズが連呼される印象的な歌詞は、映画のストーリーのように大団円を迎えます。
All you need is me
2009年「イヤーズ・オブ・リフューザル』(Years of Refusal)収録曲。
https://music.youtube.com/watch?v=9IykuiQdOzY&feature=share
Bobby, Don't You Think They Know?
2020年リリースの新作「I Am Not a Dog on a Chain」からシングル曲。
モリッシーの健在ぶりを示す曲ということでランクインしてみました。
Thelma Houstonというアメリカ女性シンガーとの共演も、モリッシーの従来のテーストからするとちょっと珍しいです。