2035年に予定されているイベント。また人口動態や気象変動、技術の進歩によって起こされる可能性の多い出来事を紹介していきます。 近未来を予測し、将来の人生設計に役立ててください。 2035年問題をまとめていきます。
- 2035年問題のまとめ
- 2035年 中国「上海―寧波」でリニア開通へ
- 2035年 北極圏で「海氷のない夏」
- 2035年 23区も人口減少へ!
- 2035年 中国の年金財源が枯渇
- 2035年 最低賃金1500円に!
- 2035年 中国、製造強国の中等レベルに
- 2035年 使用済みの太陽光パネルの排出量がピークに
- 2035年 中国のGDPや1人当たりの収入が2020年の倍に!
- 2035年 カリフォルニアでガソリン新車販売禁止に!
- 2035年 北極圏の海氷が消滅する
- 2035年 紫吹淳さんに大問題が起きる
- 2035年 天然ガスがエネルギー市場のトップに躍り出る
- 2035年 ビルゲイツの予言 貧困がなくなる
- 2035年 火星への有人飛行が可能になる
- 2035年 消費税25%になる
- 2035年 韓国の原発利用度は20%台になる
- 2035年 シドニー、メルボルン間に高速鉄道を通す
- 2035年 太平洋の漁業が壊滅的になる
- 2035年 ロボット市場規模が9.7兆円になる
- 2035年 アメリカの電力の8割がクリーンエネルギーになる
- 2035年 電磁パルス兵器や中性子兵器が登場する
- 2035年 アバタープロジェクトC:人口脳に人の意識をコピーしたアバターが完成する
- 2035年 ロボットカーの市場規模が1億台になる
- 2035年 世界の平均気温が2度高まる
- 2035年 介護ロボットが4043億円市場になる
- 2035年 エルヴィス・プレスリー誕生から100年になる
- 2035年 イラク、世界第2位の石油輸出国になる
- 2035年 中国が空母を6隻追加する
- 2035年 日本で皆既日食が起きる
- 2035年 ヒマラヤ氷河が消失する
- 2035年 3人に1人が65歳以上になる
2035年問題のまとめ
2035年 中国「上海―寧波」でリニア開通へ
中国の浙江省政府は17日、上海市から浙江省省都の杭州市を経由して寧波と結ぶリニア鉄道の建設計画を発表。
開通時期は2035年が1つのめどとなっています。
2035年 北極圏で「海氷のない夏」
コロラド大学ボルダー校の研究チームによれば、2035年までに「海氷のない夏」が訪れる可能性があるそうです。
早ければ2020年代に、遅くても2050年までに氷のない北極圏が起きるとしています。
参考:北極圏で「海氷のない夏」が2035年までに訪れるかもしれないと科学者が警告
2035年 23区も人口減少へ!
東京23区ですら人口が減少する時代を迎えます。
ただし区ごとにみていくと、まだ増える区もあります。
2045年までは、千代田区、中央区、港区、文京区、品川区、渋谷区は増加。
区による格差がますます強くなります。
参考:「東京23区の人口格差」
2035年 中国の年金財源が枯渇
一人っ子政策によって少子高齢化が加速しているのが中国です。
中国では60歳定年ということもあり、年金支給が増加中。
2035年には財源が枯渇して赤字に転落します。
もちろん他人事絵はなく、日本でも高齢化によって財政は悪化しています。
2035年 最低賃金1500円に!
岸田総理大臣は、2030年代半ばまでに1500円に引き上げることを新たな目標にすると表明しました。
そのころまで岸田さんが総理というのは現実的にはあり得ません。
ただ景気をよくすることより、賃上げばかりこだわる総理って一体??
参考:岸田首相 最低賃金2030年代半ばまでに1500円に 新たな目標表明
2035年 中国、製造強国の中等レベルに
中国の長期的な戦略プランとしては
・2025年までに製造強国の仲間入り
・2035年までに製造強国の中等レベルに
・2049年までに製造強国の先頭グループに入る
という3段階が設定されています。
2035年は、中等レベル入りを目指す年となります。
2035年 使用済みの太陽光パネルの排出量がピークに
経済産業省らは、再生可能エネルギー発電設備の適正な管理に関する検討会を開催。
使用済みの太陽光パネルの排出量が2035年から2037年にピークを迎えるという予測を出しています。
太陽光パネルの産業廃棄物問題は今後加速しそうです。
参考:使用済みの太陽光パネルのゴミ排出量、2035年ごろにピークを迎える
2035年 中国のGDPや1人当たりの収入が2020年の倍に!
Korea_President_Park_China_Welcoming_Ceremony_20130627_02 / KOREA.NET - Official page of the Republic of Korea
2020年、習近平国家主席は「35年までに国内総生産や1人当たりの収入を2倍」にできるとの見通しを発表しました。
達成には年平均4.7%の成長率が必要となります。
成長率の減速や世界的なコロナの蔓延といった要因があるので、達成についてはまだまだ不透明といえるでしょう。
2035年については、習近平が毛沢東が主席を務めていた年齢になるころであり、そこまで長期で主席を務めるのではないかという見方もあることを付け加えておきます。
参考:中国GDP、2035年に倍増 長期目標で成長率は示さず
2035年 カリフォルニアでガソリン新車販売禁止に!
アメリカのカリフォルニア州では、2035年までにガソリン車やディーゼル車の新車販売を事実上禁じる行政命令が署名されました。
日本車も多く販売されているでしょうから、EVなどのクリーンエネルギーを使った自動車への切り替えは非常に大きな課題となりそうです。
2035年 北極圏の海氷が消滅する
学術誌「Nature Climate Change」に8月10日付けで掲載された研究によれば、2035年までに、北極海の夏の氷は完全に失われる可能性が高い....とのことです。
毎年海氷面積は減少してきていますから、いずれなくなるのは時間の問題かと思われます。
参考:北極圏の夏の海氷、熱波で7月は最小を記録、15年後には消滅か
2035年 紫吹淳さんに大問題が起きる
宝塚トップスターであり、最近ではバラエティ番組にもひっぱりだこの紫吹淳さん。
そのセレブで、一般人にはなかなか理解できない生活?は、お茶の間をも魅了しています。
一人では生活できない紫吹淳さん。
しかしそれでも生活できるのは、身の回りの世話をするばあやがいるからです。
そのばあやも寿命となるの頃合いなのが2035年。
もしばあやが先に旅立たれてしまえば、紫吹淳さんの生活に重大な危機が迫ることになります。
はたしてそれまでに紫吹淳さんは自立できるのでしょうか。
2035年 天然ガスがエネルギー市場のトップに躍り出る
シェールガス革命などの恩恵によって、現在天然ガスの採掘が活発になっています。
BP-ブリティッシュペトロリウムのEnergy Outlookによれば、2035年には天然ガスがエネルギー市場のトップに躍り出るという予測をしています。
世界全体のエネルギー消費は2012年から2035年にむけて41%も増加します。
天然ガスは年1.9%成長を続け、他のエネルギー分野よりも高い成長をみせると予測されています。
参考:Natural gas ‘likely to remain as top energy source until 2035’
2035年 ビルゲイツの予言 貧困がなくなる
141113 Gates bij Koenders 5819 / Ministerie van Buitenlandse Zaken
マイクロソフト創業者のビルゲイツは今や慈善事業に全力を注いでいます。
彼の予想では、2035年までにいわゆる「開発途上国」というのはなくなり、多くの貧困がなくなるといいます。
くしくも2035年には、ビルゲイツは80歳を迎えることになります。
参考:Bill Gates Just Revealed His Goal For The Rest Of His Life
2035年 火星への有人飛行が可能になる
ロシアの宇宙ロケット製造企業「エネルギヤ」のヴィタリイ・ロポタ社長によれば、2035年までには火星への有人飛行が可能になると発言しました。
技術的な問題はある程度解決されており、そのための国際協調が必要な段階であるという意見です。
もちろんポジショントークはあるでしょうが、ますます火星旅行は現実味を帯びてきています。
2035年 消費税25%になる
元財務次官の武藤敏郎・大和総研理事長がテレビ出演で語った内容より。
消費税率は、2030年代中頃までに25%ぐらいにならざるを得ないとし、25%までいかない場合には財政破綻が生じるとしています。
ヨーロッパ並みの消費税になる以外の選択は、あまりないのかもしれません。
2035年 韓国の原発利用度は20%台になる
国家エネルギー基本計画の官民ワーキンググループの勧告では、電力に占める原子力発電の割合を20%台にすることを求めています。
勧告の現在の原子力発電の割合は26.4%であり、ほとんと現状維持という方向性となっています。
従来は、原子力発電の比率をもっとあげることを前提とした計画でしたので、エネルギー戦略自体が見直される形となりそうです。
2035年 シドニー、メルボルン間に高速鉄道を通す
Alaska Railroad / Accretion Disc
オーストラリアのラッド首相の構想では、2035年までにシドニー、メルボルン間に高速鉄道を通すことが考えられています。
参考:WE'LL BUILD HIGH-SPEED RAIL BY 2035: RUDD
2035年 太平洋の漁業が壊滅的になる
No fishing today? / ** Maurice **
太平洋共同体は、乱獲や異常気象により、オセアニアやミクロネシア周辺海域の漁業が崩壊するとの予測を発表しました。
近年はますます温暖化の影響なのか、普段釣れない魚が釣れるというケースもよく報道されます。
お魚が食べられない時代が来ないことを願うばかりです。
参考:太平洋の漁業、2035年までに崩壊の恐れ 太平洋共同体が報告書
2035年 ロボット市場規模が9.7兆円になる
新エネルギー・産業技術総合開発機構と経済産業省による予測より。
ロボット産業は2035年には9.7兆円になるといいます。
参考:2010.04.23ロボット/RT市場規模、2035年に9.7兆円、サービス分野は約5兆円、NEDO・経産省予測
2035年 アメリカの電力の8割がクリーンエネルギーになる
オバマさんの演説より。
2035年までに、アメリカの電力の80パーセントはクリーンエネルギー由来になるとの予測を紹介しました。
2035年 電磁パルス兵器や中性子兵器が登場する
amazing lunar laser show / woodleywonderworks
英国国防省によれば、今後電磁パルスや人間の内部だけ焼く中性子兵器が登場するといいます。
参考:目玉を刳り貫きたくなるほど明るい、英・国防省の未来予想図
2035年 アバタープロジェクトC:人口脳に人の意識をコピーしたアバターが完成する
2045アバタープロジェクトのマイルストーンより。
2030-2035で、人口脳に人の意識をコピーしたアバターを作成します。
2035年 ロボットカーの市場規模が1億台になる
Google’s self-driving car / Saad Faruque
Navigant Researchのレポートによれば、2035年までにロボットカーの市場は拡大。
年間1億台が売れる規模になると予測しています。
参考:By 2035, Nearly 100 Million Self-Driving Cars Will Be Sold Per Year, Report Says
2035年 世界の平均気温が2度高まる
Methane Leaking through the Cracks / NASA Earth
永久凍土からメタンが溶け出しています。
2015年から10年かけて500億トンのメタンが放出されれば、予想よりも早く2035までに世界の平均気温が2度高まるリスクがあるといいます。
参考:北極温暖化でメタン放出、さらに加速し6千兆円損害 「時限爆弾」と研究チーム
2035年 介護ロボットが4043億円市場になる
経済産業省の試算「介護ロボットの導入加速に向けて」より。
介護ロボットは2015年に167億円、2035年には4043億円になるとの予測。
2035年 エルヴィス・プレスリー誕生から100年になる
エルヴィスさんは1935年1月8日生まれ。
参考:エルヴィス・プレスリー
2035年 イラク、世界第2位の石油輸出国になる
国際エネルギー機関(IEA)の年次報告から。
イラクは、サウジアラビア、ベネズエラ、イランに次ぐ世界第4位の石油埋蔵量を有しています。
参考:2035年までの世界原油増産は、イラクが45%をカバーする?
2035年 中国が空母を6隻追加する
中華圏インターネットメディア多維の報道より。
中国は、2035年までに空母6隻を追加し、海上での影響力をますます強めるとの予測が出ています。
2035年 日本で皆既日食が起きる
9月2日に日本で皆既日食がおこります。
2035年 ヒマラヤ氷河が消失する
温暖化によりヒマラヤの氷河、2035年に完全消失すると推測されています。
氷河の消失は、単に観光資源が無くなるというだけではありません。
豊富な地下水に影響を及ぼし、インドの水問題を熾烈なものにかえてしまう可能性を秘めています。
水を巡る争いがエスカレートし、国際緊張を高める可能性もあります。
2035年 3人に1人が65歳以上になる
2035年には、日本人口の65歳以上の割合は30%を超えると試算されています。
参考:2035年問題