Mystといえば、ドット絵や2Dのフラットな画像が中心だったゲームに、精緻な3Dグラフィックで作られたリアルな世界を持ち込んだエポックメイキングな作品です。
独特の建築美や考え抜かれたパズルなどは今も色あせません。
オキュラス版Mystとは?
Mystは90年代にCD-ROMゲームとして一世を風靡した作品です。
今もファンの多い作品ですが、オキュラスクエスト2でプレイできるVR版が2020年末にリリースされました。
復刻するだけでなく、パズルのランダム機能が追加されています。昔プレイした人でも新しくパズルに苦労するかもしれません。
Mystの序盤プレイ
起動するとこんな感じ。
SETTING(設定)では、ナビゲーションでテレポートを切り替えることができます。初期設定はテレポートです。
日本語はまだなし。DISPLAYでSubtitles(字幕)をオンにすると、英語字幕が出る分多少補助になると思います。
Original(オリジナル)とRandom(ランダム)が選べます。
始まりはこんな感じ。本が重要なモチーフとしてゲームが進行していきます。
本の中の世界をタッチしていよいよスタートしましょう。
MYSTは巨大な歯車などクセのある魅力的な建物が多いです。
右スティック移動でテレポート先を指定して動きます。
いろんなスイッチがあります。はたして...。
こんなきれいな場所や
メカっぽい装置などもあります。
残念ながらとろこどろこにあるペーパーなどは英語のままです。果たして解けるのでしょうか。。。。
感想は?
いい点
テレポート移動があり、VR酔いはありません。動作は全般的に快適です。
作品の雰囲気もほぼオリジナルに忠実だと思われます。
悪い点
日本語対応はないため、ドキュメントのヒントで解き明かすようなところがあると苦労するかもしれません。
また、復刻版という性格上やむを得ないのかもしれませんが、本に書かれていたりするヒントをメモ書きするためにいちいちVRゴーグルをはずさないといけなかったりします。簡単なメモ機能とかあればよかったのになぁという気はします。
システム面ではファイルサイズが10.GBとオキュラスのゲームではかなり大きいほうです。インストール前にストレージをチェックしておきましょう。
まだ序盤ですが、こんな感じです。
不具合
動けない
特定の場所がちょうどスタックして動かなくなることがありました。
木のらせん階段のところで、うごけなくなりました。再起動後にファイルをロードしたところ、結局同じ個所で移動できませんでした。新規ゲームからやらないと駄目そうです。
チャネルウッド時代(水道ポンプを使って木の上へ移動したりするステージ)では、らせん階段に注意しましょう!