2060年問題をまとめていきます。
- 2060年問題のまとめ
- 2060年 日本の借金が1京1400兆円になる
- 2060年 マイアミビーチがなくなる
- 2060年 ニューロテクノロジーが次のコンドラチェフサイクルになる
- 2060年 自由なカリキュラム、自発的な教育への以降が実現する
- 2060年 5人に2人が65歳以上になる
- 2060年 世界のGDPが4倍になる
- 2060年 宇宙太陽光利用システムがはじまる
- 2060年 桶狭間の戦いから500年になる
- 2060年 韓国の若者人口が半減になる
- 2060年 韓国の年金が底をつく
- 2060年 米国人口が4億人になる
- 2060年 ニュートンの予言で人類が終末を迎える
- 2060年 エネルギーの1/3が太陽光発電になる
- 2060年 日本が経済小国になる
- 2060年 消費税率が68.5%になる
2060年問題のまとめ
2060年 日本の借金が1京1400兆円になる
財政制度等審議会による長期試算より。
それによれば、2060年度に借金が1京1400兆円になるといいます。
試算の消費税率は10%程度。
今後、財政健全化のために消費税をもっとあげて20%前後にすることを勧告する内容となっています。
2060年 マイアミビーチがなくなる
米フロリダ州南部にある世界的な観光名所でもあるマイアミビーチ。
そのマイアミビーチが水没の危機に瀕しています。
1870年以降は海面は30センチも上昇。
2060年までにはさらに23~61センチの上昇すると予測されているためです。
2060年 ニューロテクノロジーが次のコンドラチェフサイクルになる
Lifeboat Foundation Scientific Advisory Boardメンバーの Zack Lynchさんによれば、ニューロテクノロジー(バイオチップ、ナノテク、脳科学)がひょっとすると次の大きなイノベーションになる可能性を秘めているといいます。
1770-1830の海運
1820-1880の蒸気機関
1870-1920の鉄鋼、電気
1910-1970の石油、自動車
1960-2020のコンピュータ、IT
と大きな技術革新の波は60年前後の長いスパンで循環してきました。
ITやコンピュータがあまりにも一般化してしまった現在、求められる次の技術革新の波としてニューロテクノロジーが期待されるといいます。
参考:Neurotechnology and Society (2010–2060)
2060年 自由なカリキュラム、自発的な教育への以降が実現する
カーンアカデミーの予測する未来の教育。
表題は2060年のとあるが、実際にはそんなに遠くない未来と思われます。
●受動的な授業から、発見し、クリエイティブな授業へ(肉体労働→メンタル労働→クリエイティブ、イノベーション)
●固定されたカリキュラム(例えば州学校6年など)から、実績に応じたカリキュラムへ
●先生は、単に講義する人ではなく、コーチでありメンターとして高い役割が求められる
●よりグローバルな教育へのアクセス
参考:Year 2060: Education Predictions
2060年 5人に2人が65歳以上になる
Old Men in Vothonas / Klearchos Kapoutsis
厚生労働省の国立社会保障・人口問題研究所より。
2060年には、5人に2人が65歳以上。
人口が3割減の8674万人になるといいます。
参考:2060年、5人に2人が65歳以上 人口3割減8674万人
2060年 世界のGDPが4倍になる
GDP 2008-2011 / Leader Nancy Pelosi
OECD「2060年までの長期経済成長見通し」より。
2060年のGDPは238兆米ドル。
中国とインドで、世界のGDP約46%を占めるとされています。
2060年 宇宙太陽光利用システムがはじまる
ジョージ フリードマンの「100年予測」による予測。
この頃、アメリカで宇宙太陽光利用システムが実用化へ。
太陽光をエネルギーに変換してから地球に送るシステムで、エネルギー革命を引き起こす可能性があります。
2060年 桶狭間の戦いから500年になる
織田信長が今川義元を滅ぼしたのが、桶狭間の戦い。
1560年のことです。
旧暦では永禄3年5月19日。
参考:桶狭間の戦い
2060年 韓国の若者人口が半減になる
韓国政府の報告書より。
2060年までに9~24歳の人口が現在の半分に減少すると警告をならしています。
2060年 韓国の年金が底をつく
ム・ヨンハ国民年金財政推計委員会委員長による見通し。
ただし賦課方式への変換などで、年金自体は維持される可能性が大きい。
2060年 米国人口が4億人になる
State map of USA / Kevin Hutchinson
移民が成長ドライバーとなり続けることで米国の人口の拡大は維持。
2060年には3億9千万人から、4億4千万人程度だろうと予測されている。
参考:Immigration could be biggest driver of U.S. population growth by
2060年 ニュートンの予言で人類が終末を迎える
万有引力の法則でおなじみの天才アイザック・ニュートン。
彼が、ダニエル書から所謂「終末の時」を計算したところ、2060年以降であることを発見したというのです。
2060年 エネルギーの1/3が太陽光発電になる
IEA予測では、世界のエネルギーの1/3は太陽光発電になるかもしれません。
参考:ONE THIRD OF WORLD'S ENERGY COULD BE SOLAR BY 2060, PREDICTS HIS
2060年 日本が経済小国になる
OECDによる2060年の世界のGDP予測から。
予測によれば、世界のGDPで日本が占める割合は、6.7%から3.2%に低下していきます。
一方で、中国とインドはいずれも米国をしのぐといいます。
参考:日本、「経済小国」に転落=60年、中・印が超大国に-OECD長期予測
2060年 消費税率が68.5%になる
2060年の消費税率は68.5%になるという試算がなされています。
社会保障費はGDPの44.9%に達します。
もっともこれで国がちゃんと運営できるのかどうか、気になるところではあります。