2040年問題をまとめていきます。
- 2040年問題のまとめ
- 2040年 コメ需要4割減
- 2040年 団塊ジュニアの引退
- 2040年 宇宙人がみつかる
- 2040年 エストニアの人口が119万人になる
- 2040年 更に寿命が延びる
- 2040年 アフリカの雇用増にともなう政治不安が勃発する
- 2040年 ヤンゴンの人口が倍増する
- 2040年 アメリカの医療費がGDPの三分の一になる
- 2040年 ソフトバンクの時価総額が200兆円規模になる
- 2040年 アメリカ、好景気を迎える
- 2040年 世界の石油消費が32%増加する
- 2040年 スマートグリッドが完成する
- 2040年 ジョン・レノン誕生から100年になる
- 2040年 生産年齢人口が大幅に減る
- 2040年 車の75%が自動運転になる
- 2040年 ヤンゴンが巨大都市になる
- 2040年 人民元は米ドルを越える
- 2040年 花粉量が倍になる
- 2040年 韓国、世界2位になる
- 2040年 小惑星2011 AG5が大接近する
- 2040年 4台に3台が自動運転になる
- 2040年 水戦争が深刻化する
2040年問題のまとめ
2040年 コメ需要4割減
全国米穀販売事業共済協同組合によれば、2040年のコメの国内需要が2020年に比べて41%減の375万トンに縮小するという見通しを発表しました。
もちろん少子高齢化の影響が大きいわけですが、それに伴ってコメ生産者も6割ぐらいは減るとの予想となっています。
2040年 団塊ジュニアの引退
第2次ベビーブーム世代(1971年~74年生まれ)の団塊ジュニアが引退を迎えます。
ただし生産年齢人口は大幅に減少し、社会保障費はますます増加することでしょう。
となれば、定年は迎えてはみたものの、結局は何らかの労働を続けざるを得なくなりそうです。
参考:団塊ジュニアの終焉…「もうすぐ日本人に襲いかかる」恐ろしい現実
2040年 宇宙人がみつかる
人類にとって、次の大きな進歩となるのは異星人 エイリアンの発見かもしれません。
生命は地球だけなのか。
知的な高等生命は宇宙にいないのか。
いるとしたらどのようなものか。
気になる「いつ異星人がみつかるか?」ですが、SETI (Search for Extraterrestrial Intelligence) のSeth Shostakさんが答えています。
Sethさんによれば、異星人は2040年までには見つかると考えています。
というのも、その頃までには異星人がいるかもしれない惑星を含む多くの星をスキャンして観測可能になるからです。
参考:Intelligent Alien Life Could Be Found by 2040
2040年 エストニアの人口が119万人になる
ヨーロッパ北東部の共和制であるエストニア。
2014年現在の人口は1,340,000人。
ところが、2040年頃には1,195,000人へとなると予測されています。
自然増や移民流入ともに減少傾向となるようです。
参考:he projected population of Estonia in 2040 will be 1,195,000
2040年 更に寿命が延びる
過去200年で、人類の寿命は倍増しました。
老化との戦いは次の3つのフェーズで進みます。
フェーズ1では、健康的な生活を送る(達成)。
次のフェーズでは、バイオテクノロジーによって老化に強い体にデザインしなおす。
フェーズ3では、ナノテクノロジーによってナノボットを体内に送り込み、病気に負けない免疫システムを構築してくれることになります。
参考:Ray Kurzweil predicts how the world will change
2040年 アフリカの雇用増にともなう政治不安が勃発する
マッキンゼーの調査によれば、アフリカは2040年までに中国やインドを抜いて、世界最大の労働人口になるといいます。
一方急増する人口数に応じただけの仕事が提供できなれば、政治不安などに繋がる危険性をはらんでいます。
参考:Africa’s 2040 employment problem
2040年 ヤンゴンの人口が倍増する
ミャンマー最大の都市ヤンゴン。
ヤンゴンの人口は約500万人ですが、今後2040年までに倍増すると予測されています。
参考:焦点:国の命運握るヤンゴン開発、日本の協力で描く「メガシティー」
2040年 アメリカの医療費がGDPの三分の一になる
OWS_18_oct_DSC_0057 / Michael Fleshman
大統領経済諮問委員会(CEA)によれば、医療費が2040年までにはGDPの34%を占めるほどになるといいます。
2040年 ソフトバンクの時価総額が200兆円規模になる
softbank / yokohama the diamond / [puamelia]
ソフトバンク、新30年ビジョン発表会より。
それによれば、30年後に世界のトップ10に入ることが目標。
また、時価総額200兆円規模となること。さらに、グループ会社は5,000社へ拡大することなどが掲げられた。
参考:ソフトバンク孫社長、新30年ビジョンを発表「情報革命で人々を幸せに」
2040年 アメリカ、好景気を迎える
ジョージ フリードマンの「100年予測」による予測。
この頃、アメリカは大きな危機を克服して景気のいい時代に入っています。
2040年 世界の石油消費が32%増加する
米エネルギー省エネルギー情報局によれば、2040年までに世界の石油消費32%増加。
エネルギー総使用量は56%増で、半分がインドと中国。
参考:世界石油消費量、2040年までに32%増の見通し=米EIA
2040年 スマートグリッドが完成する
電力網を整備、ITによる最適化を図るスマートグリッド。
2030年までの導入を見込まれているが、実際に完成するのは2040年ごろと推測されています。
2040年 ジョン・レノン誕生から100年になる
Prague (Czech Republic)-Praga (República Checa) / sky_hlv
ジョン・レノンさんは、1940年10月9日生まれ。
残念ながらマイクチャップマンの銃弾に倒れたのは周知の事実。
一方のポールマッカートニーさんが長寿を迎えているだけに残念です。
2040年には生誕100年を迎えます。
参考:ジョン・レノン
2040年 生産年齢人口が大幅に減る
2025年に6,634万人とされている現役人口は、2040年には5,542万人へと大幅に減ります。
労働人口が大きく減るため、特に建設作業員、ドライバー、介護サービスなどの人で不足が深刻となります。
岩手、京都、新潟では本来100人必要なところで40人も不足するほどに。
2040年 車の75%が自動運転になる
Robot Scion car / Richard Masoner / Cyclelicious
情報工学などの技術家集団IEEEのメンバーによる予測。
参考:2040年までに車の75%は自動運転カーになり道路交通システムは変化すると専門家集団が予測
2040年 ヤンゴンが巨大都市になる
ミャンマー政府の発表より。
やはり次はミャンマーでしょうか。
2040年 人民元は米ドルを越える
中国人民銀行(中央銀行)の陳雨露・金融政策委員の論文より。
人民元利用を徐々に拡大させ、最終的に強い国際通貨へと押し上げる予定です。
参考:人民元は2040年までに米ドルに代わる国際通貨に─人民銀金融政策委員=中国紙
2040年 花粉量が倍になる
科学誌サイエンスに発表された研究より。
温暖化により、花粉量は2040年までに2倍以上に増えるという予測が報告されました。
参考:地球温暖化で2040年までに花粉量2倍以上に? 米研究
2040年 韓国、世界2位になる
韓国がもし統一すれば、2040年ごろ世界2位の経済大国になるという予測があります。
朝鮮半島が平和になるといいですね。
参考:ソース
2040年 小惑星2011 AG5が大接近する
来たれ!熊本博物館で1日過ごそう - 第283回蓄音器でレコードを楽しむコンサート、小惑星探査機「はやぶさ」特別公開は最終日で
小惑星2011 AG5が2040年に地球へ接近します。
今のところ衝突するとの予測はありませんが、注意は必要です。
参考:http://nenpyo.com/kanreika/?p=755
2040年 4台に3台が自動運転になる
Google self-driving car / Bekathwia
2040年には75%が自動運転となると予測されます。
もはや自動車をわざわざ免許を取って乗るという時代は終焉しているかもしれません。
2040年 水戦争が深刻化する
国家情報長官室によれば、2040年までに淡水資源の供給が需要に追いつかなくなるといいます。
特に南アジアや中東、北アフリカが深刻となりそうです。
参考:「水戦争」リスク高まる、2040年には問題深刻化=米当局