2025年問題をまとめていきます。
- 2025年問題のまとめ
- 2025年 ソフトが昭和100年でエラーとなる
- 2025年 65歳以上の人口が3割になる
- 2025年 労働力の半分が機械化され、不平等が蔓延!
- 2025年 イエローストーン火山活動が再開する
- 2025年 再生可能エネが石炭に代わり、最大の電力供給源になる
- 2025年 1億以上のフルタイムの仕事が消滅する
- 2025年 パキスタンの水不足が危機的になる
- 2025年 ニホンジカが倍増する
- 2025年 韓国、ステルス探知レーダーが装備される
- 2025年 イスカンダル完成する
- 2025年 粒子レベルでのテレポーテションが実現する
- 2025年 バイオプリンティングが実用化される
- 2025年 デジタル死亡処理などの新しい職業が出現する
- 2025年 ロシア、月への有人飛行を実現する
- 2025年 アメリカのドローンビジネスが拡大する
- 2025年 ソーラーパワーサテライトが利用可能になる
- 2025年 500キロ走れるEVが登場する
- 2025年 アバタープロジェクトB:人の脳をコピーしたアバターが登場する
- 2025年 3Dプリンタで臓器出力が実現する
- 2025年 3Dプリンタが868億~4000億円市場になる
- 2025年 アラスカのキバリナが住めなくなる
- 2025年 燃料電池の市場規模が5兆円になる
- 2025年 災害把握もリアルタイムになる
- 2025年 新薬の20%が日本産になる
- 2025年 円安がピークになる
- 2025年 気象コントロール兵器が実用化される
- 2025年 オランダでミンク農場が禁止される
- 2025年 太陽黒点が完全に消滅する
- 2025年 火星へのロボット船往復が実現される
- 2025年 18億人が水不足になる
- 2025年 キリル文字が廃止される
2025年問題のまとめ
2025年 ソフトが昭和100年でエラーとなる
官公庁や金融機関など、アプリケーションソフトウェアで昭和2桁で処理している場合、昭和100年となって不具合を引き起こすかもしれないということです。
参考:昭和100年問題
2025年 65歳以上の人口が3割になる
65歳以上の人口が人口の30%を超えます。
団塊の世代が75歳以上に到達。
膨大な社会保障費の継続は果たして持続可能なのでしょうか。労働人口の減少は何を引き起こすのでしょうか。
2025年 労働力の半分が機械化され、不平等が蔓延!
Raymond Peters and John B Gough repairing shoes in Northwest Relief Depot, 1931 / Seattle Municipal Archives
スイスのシンクタンク「世界経済フォーラム(WEF)」は「2025年までに世界の労働力の半分を機械が担い、不平等が加速する」という見方を発表しました。
既に機械化やIT化で効率化が進んでいますが、コロナショック以降は感染を防ぐために非接触や機械化がかなり加速しそうです。この見通しは結構現実味が高いと思われます。
機械が労働を担えば、失業率も高まり、不平等も増加することになりそうです。
ただし介護やグリーンエネルギー関連の雇用が増えるのではないか、としています。
参考:2025年までに「労働力の半分が機械化」、不平等が加速=WEFが警告
2025年 イエローストーン火山活動が再開する
アメリカのイエローストーン火山。
これがもし噴火した場合、最近起きたエトナ火山の噴火を超えるすごい被害をもたらすといいます。
7万3千年前の噴火でも、多くの被害をもたらしています。
溶岩による津波や火山灰による寒冷化などの影響も懸念されます。
最近、イエローストーン国立公園では噴火が早まるのではという兆しが出ているといい、注意が必要です。
参考:人類の破滅を招いた米イエローストーン火山、眠りから覚める 続きを読む: http://japanese.ruvr.ru/news/2014_03_26/beikoku-kazan/
2025年 再生可能エネが石炭に代わり、最大の電力供給源になる
Utah House Solar Panels / ricketyus
国際エネルギー機関(IEA)の発表したエネルギー見通しでは、太陽光発電が大幅に供給されエネルギー供給源としての役割を増加させるとしています。
太陽光発電能力は年平均で12%拡大するとしています。
2025年には「再生可能エネが石炭に代わり、最大の電力供給源になる」というシナリオを描いています。
参考:世界の発電、今後10年で太陽光が「新たな王様」に= 国際エネルギー機関
2025年 1億以上のフルタイムの仕事が消滅する
まっキンゼーの予測によれば、マシンは学習、調整、判断、自分で再プログラミングといった行動を行うことができるといいます。
そのため、1億4千万規模でフルタイムの仕事が無くなります。
一方、経営陣は何兆円も浮かすことができるようになり、その恩恵を最も受けることができるでしょう。
2025年 パキスタンの水不足が危機的になる
年々深刻になるパキスタンの水不足。
現在の水不足は、エチオピアと同程度だといいます。
2025年までにパキスタンの水不足は現在の5倍の規模へとなると予測されています。
参考:Pakistan's water shortage drips towards disaster
2025年 ニホンジカが倍増する
環境省の試算では、ニホンジカが12年後までに現在(2013)のおよそ倍に増加。
結果、500万頭にまでなるといいます。
ニホンジカによる農作物被害の増加も懸念されます。
2025年 韓国、ステルス探知レーダーが装備される
韓国軍関係者によれば、周辺国の相次ぐステルス導入に対し、ステルス探知レーダーを導入することを決定したといいます。
中国や日本、ロシアなど、周辺にステルスを飛ばす国が増え、対応が迫られているためで、2020年代半ばまでには導入したいといいます。
2025年 イスカンダル完成する
イスカンダル計画は、ジョホール州におけるマレーシア最大規模の都市開発です。
総予算約10兆円で、「金融」、「医療・教育」、「湾港」、「テクノロジー・物流」、「空港」の各セクターを整備。
マレーシア及びシンガポールにまたがる国際都市に整備される予定です。
参考:新国際都市誕生なるか、シンガポールとの国境の街・マレーシアのイスカンダル計画
2025年 粒子レベルでのテレポーテションが実現する
シスコのDave Evansさんによれば、2025年までに粒子レベルでのテレポーテションは実現するといいます。
参考:By 2025, teleportation at the particle level will begin to occur.
2025年 バイオプリンティングが実用化される
UCSD-JacobsSchool-20180927-Chen_spinal_cord_implant-02972-8MP / Jacobs School of Engineering
専門家によれば2020年代半ばまでには、移植用(の)幹細胞やバイオプリンティングによる肌、骨などの異色が実用化されるといいます。
参考:Organ, tissue replacement could end aging by mid-2020s
2025年 デジタル死亡処理などの新しい職業が出現する
いつの時代にも廃れる職業と勃興してくる職業があります。
例えば農業などは、昔はかなりの人口比率を占めましたが、現在では数パーセントへと減ってきています。
一方、先進国では失業率の高どまりがよく指摘されています。
ところが、ここ10年ぐらいを振り返ってみるだけでも....
アプリデベロッパー、ゲームのデバッグサービス、インターネットコンサルタント、インターネットプロバイダー、スマホのケース職人、ビッグデータコンサルタント、サイバーセキュリティ専門家、インターネットニュース、インターネットの広告ネットワーク、スマホアプリのバックエンドデータサービス、クラウドサーバ、クラウドソーシング、クラウドファンディング、3Dプリンタ開発、ソーシャルゲーム開発、カードゲームデザイン、アフィリエイター、ドロップシッピング、ネット通販用プラットフォーム、通販専門のカメラマン、
...など続々と新しい仕事が生まれています。
今から10年以上後の世界でどのような職業が生まれるかを、正確に予測するのはなかなか大変です。
しかし、2025年には既に主流となっていそうな新しい職業についてSparks & Honeyが予測をしています。
その一例をあげると、
●3Dプリントハンディマン:
その場で部品を3Dプリントでプリントアウト。部品の造形までカバーしてくれる新しいタイプの修理工
●デジタル死亡処理:
なんでもかんでもデジタル情報をネット上に記録できる現在。死亡したときに自分のパーソナルな情報をどのようにすべきでしょうか。「デジタル死亡処理」業は、ライフログの後始末などを請け負ってくれます
●微生物バランサー:
日本でも納豆やヨーグルトなど、腸内の細菌環境に注意を払う人は結構います。この職業では、体内微生物の環境を整備し、体調管理してくれます。
●デジタルデトックスの専門家:
情報過多の現在。多くの情報が便利さだけでなく、人々にマイナスの作業をもたらすこともあります。この専門家は、デジタル情報が過剰になり過ぎないようにコーディネイトしてくれます。
参考:8 New Jobs People Will Have In 2025
2025年 ロシア、月への有人飛行を実現する
ロシア宇宙局によれば、2025年までに月への有人飛行を実現させたい模様です。
2027年から2032年には常駐可能な月面基地を設置する構想です。
2025年 アメリカのドローンビジネスが拡大する
ドローンとは無人で動く移動体を指します。
航空機がよく話題に登りますが、地中や海底などにももちろんその場を広げています
。
遠隔操作の場合や、自動操縦の場合、そしてその両者の切り替えなどにより、人が乗らなくても乗り物が操作されるのが特徴といってよいでしょう。
さて、Association for Unmanned Vehicle Systems International(AUVSI)によれば、アメリカで2015-2025年の10年間のうちに、ドローン関連のビジネスは急拡大すると予測しています。
ドローンによる経済効果は、なんと820億ドル(約8兆2千億円)の規模になります。
また、ドローンに関連して、10万近い新しい職を生み出すとも指摘しています。
ドローン関係に大きく影響する飛行物体についての法律も、2015年頃には大きく緩和され、ドローン産業の急拡大に追い風になるとみられています。
ドローンは無人偵察機のような軍事利用が大きく注目されていますが、定期的な宅配便をドローンで送るシステムなども期待されています。
農業分野でいえば、高精度なカメラを取り付けて農産物の定期的な測量を行うシステムが実現されれば、農夫の負担もかなり軽減されることになるでしょう。
自分でGPSで位置を把握しながら自動飛行を行う自立型のドローンならば、現在ラジコンなどで行われているような農薬散布を、完全に自動化することもできてしまうかもしれません。
参考:Unmanned Drones May Have Their Greatest Impact on Agriculture
2025年 ソーラーパワーサテライトが利用可能になる
宇宙で太陽光発電し、地上へビームで送電するソーラーパワーサテライトが実用化されるかもしれません。
ジョーフリードマンなどは、これが将来的には本命になると考えています。
参考:This Satellite Could Be Beaming Solar Power Down from Space by 2025
2025年 500キロ走れるEVが登場する
From 18% to 96% in 35 minutes makes for a hot battery. #ev #nissanleaf http://ow.ly/i/5yZbJ / djuggler
科学技術政策研究所による予測より。
2025年には1度の充電で500キロ走れるEVが出現すると予測しています。
参考:「100万円で宇宙の旅」2041年 「警官ロボ」27年に実現?
2025年 アバタープロジェクトB:人の脳をコピーしたアバターが登場する
2045アバタープロジェクトのマイルストーンより。
2015-2020で、人の脳をコピーしたアバターを作成します。
2025年 3Dプリンタで臓器出力が実現する
3Dプリンタでは、樹脂を積み重ねていくことで立体物を印刷します。
よくサンプルでみるような造形物は、ADB樹脂を何層にも重ねて作成されます。
最近では金属の粉末を固めたようなメタリックなものを作ったり、チョコレートのような食品の3Dプリントなども登場しています。
この方法を応用し、臓器のような生体を3Dプリンタで作成しようという研究開発が進んでいます。
Australian Research Council Centre of Excellence for Electromaterials Science (ACES) のディレクターであるWallace教授。
彼によれば、2025年までには3Dプリントなどによって、個人個人の体にあわせた完全な臓器の生成が可能になる...そんな予測をしています。
参考:SCIENTISTS GROW NEW CARTILAGE WITH HELP OF 3D PRINTING TECHNOLOGY
2025年 3Dプリンタが868億~4000億円市場になる
Three different interlocked hamiltonian circuits on a pentahedral hexecontahedron / fdecomite
市場調査会社IDTechEx Ltd.が発行した報告書より。
医療(歯科)、宝飾品、建築などの分野での利用が急進すると予測しています。
参考:世界における3Dプリンター市場は2025年に8.68億ドルに達する見込み
また、別の予測。「3D Printing 2013-2025: Technologies, Markets, Players」によれば、2025年にも3Dプリンタが4000億円市場になるといいます。
参考:The 3D printing market will be worth a lot more than $4 billion in 2025
2025年 アラスカのキバリナが住めなくなる
温暖化の影響でアラスカのキバリナは、海からの侵食の影響が避けられない状態です。
10年前後で居住不可能になる可能性が高いといわれています。
参考:The Alaskan village set to disappear under water in a decade
2025年 燃料電池の市場規模が5兆円になる
富士経済によれば、世界の燃料電池関連の市場規模は、2025年に5兆1,843億円に拡大するとの見込みです。
参考:富士経済、2025年度には燃料電池市場は74.2倍と予測 燃料電池車普及が後押し
2025年 災害把握もリアルタイムになる
センサーやトモグラフィーの進歩で、破壊しなくても建物などの内部状況を把握可能になります。
また地殻分析によって地震予知の改善も期待されています。
2025年 新薬の20%が日本産になる
科学技術政策研究所の未来イメージより。
GDPでこそ中国やインドに抜かれていくが、医療分野については高度なレベルをキープしていくとのシナリオを描いています。
2025年 円安がピークになる
若林栄四さんの予測より。
「ドル/円は2025年あたりに向けて大幅ドル高円安」になるといいます。
参考:ドル円相場で高いボラティリティ(価格変動の激しさ)が今後も続くだろう
2025年 気象コントロール兵器が実用化される
1996年、アメリカ空軍では「2025年までに気象コントロール兵器の実用化を図る」ための研究レポートをまとめている。
2025年 オランダでミンク農場が禁止される
2012年12月18日、オランダの上院で、ミンク農場禁止の法案が可決され、2024年からはオランダには毛皮農場は違法となります。
2025年 太陽黒点が完全に消滅する
Active region 2253 and small prominence / upsidedown astronomer
2025年には黒点0に?
2025年 火星へのロボット船往復が実現される
2020年中ごろにMars-Grunt火星ロボット船を往復させる計画があります。
参考:Mars-Grunt
2025年 18億人が水不足になる
人口増で、水不足さらに深刻になります。
2025年には18億人が絶対的水不足となります。
2025年 キリル文字が廃止される
kazakhstan02 / Great East Japan Earthquake (MOFA, Japan)
カザフスタンがキリル文字(ロシア文字)の使用を廃止、ローマ字表記になります。
参考:カザフスタンがキリル文字(ロシア文字)の使用を廃止、ローマ字表記へ!