2026年問題をまとめていきます。
2026年問題のまとめ
2026年 ほとんどの知的作業がAIに置き換わる
落合陽一「2026年にはほとんどの知的作業がAIに置き換わる」人間に残される仕事は“とげ作り” - エンジニアtype | 転職type
落合陽一一さんによれば「体力仕事は意外と残ると思います。一方、知的作業のほとんどは2026年の頭までにはほぼAIに置き換わるでしょう。」としています。
考える仕事は減り、AIが作業をするために必要な条件を整えたり、突飛な発想によるとげ作りにシフトするとしています。
2026年 AIが壁にぶち当たる
AIは、過去に何度かブームがありましたが、現在は機械学習によって大きく進歩しました。
学習するデータ量が多き程精度も向上するため、OpenAIやGoogle、Metaなどもこぞっていかに大量のデータを学習させるかという競争も激化しています。
しかしいくらネット上などに暴対な情報があるとはいえ無限ではありません。
また画像では、「画像学習したAIが作った画像をAIが学習する」というループが起きることも予想されています。
カリフォルニア大学バークレー校教授のスチュアート・ラッセル氏によれば、「低品質の言語データは2030年から2050年までに、高品質の言語データは2026年までに、視覚データは2030年から2060年までに、ストックを使い果たす」とされています。
学習可能な良質なデータがなくなるとAIの進歩も停止。これによって「AIの停滞」ともいうべき時代が長く訪れることになる...のかもしれません。
参考:「AIの学習データが底をつく」'2026年問題'の衝撃度とその対策とは?
2026年 イーロンマスク火星へ?
The effect of the winds of Mars / europeanspaceagency
来日したテスラモータースCEOのイーロンマスクさんは、あと12年もあれば火星旅行が実現できると語りました。(2014)
テスラなどが12年で多くのことを成し遂げてきましたから、この後の12年で大きく前進することも期待できそうです。
2026年 世界最大の海底トンネルが中国に誕生する
中国は世界最大の海底トンネルを2026年までに作ることを検討しています。
大連とヤンタイを結ぶトンネルで、2015,2016年あたりに着工できればということです。長さは実に800マイル。
現在の最長の海底トンネルは英仏間で、23.6マイルの距離です。
参考: China considers constructing world's largest undersea tunnel by 2026
2026年 レッドマーズが実現する
ネビュラ賞/英国SF協会賞受賞の小説「レッドマーズ」が実現すると仮定すれば、厳選された百人の科学者を乗せた最初の火星植民船が、この年に船出します。
参考:レッド・マーズ〈上〉
2026年 最後の審判が実現する
「イエスの洗礼から2000年目の最後の審判が、取り敢えず西暦2026年にあたるという」ことのようです。
2026年 マリリン・モンロー誕生から100年になる
マリリン・モンローさんは1926年6月1日生まれ。
参考:マリリン・モンロー
2026年 アメリカで使用済み核燃料の建設地が選定される
米エネルギー省がまとめたプランより。
参考:米が核最終処分計画、2048年までに埋設開始(読売新聞)
2026年 リーマンショック並みの経済危機がまた起きる
1973年のオイルショック、91年の日本の不動産バブル崩壊、2008年のリーマンショックと、世界を揺るがすような大きな経済危機が、17,8年ぐらいのサイクルで発生しています。
「大きな経済危機が18年周期で起きる」と仮定すれば、次に日本に大きな経済的ショックがやってくるのは2026年ごろになります。
2026年 サグラダ・ファミリアが完成する
天才建築家アントニオガウディによって建築が進められていたスペインのサグラダ・ファミリア。
そのサグラダ・ファミリアが、いよいよこの年に完成するかもしれません。
参考:2026 We build tomorrow | Construïm el demà | Construimos el mañana