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スーパーシティとは?候補地は?スマートシティとどう違うの?

2020年初のCESでトヨタがスマートシティの実験を推し進めることを発表しました。

このように都市のスマート化についての話題が増えてきたので、初心者でもすぐわかるようにまとめてみました。

日本ではスーパーシティ構想というのが進められており、これがスマートシティー化の起爆剤になるよう期待されています。

スマートシティとは?

Ministerial Programme - Busan Smart City Tour

スマートシティは、国土交通省の進めるスマートシティ官民連携プラットフォームのページでは

スマートシティは、先進的技術の活用により、都市や地域の機能やサービスを効率化・高度化し、各種の課題の解決を図るとともに、快適性や利便性を含めた新たな価値を創出する取組

出典:スマートシティ官民連携プラットフォーム

 

のように紹介されています。

 

最近は5G、クラウド、センサー、機械学習(AI)といった技術が進歩してきます。これらを活用すると、今よりも高度で便利な環境を作ることができます。

 

わかりやすい例としては自動車があげられます。

 

自動車がネットにつながり、位置情報を共有すれば、リアルタイムな渋滞情報がわかるようになります。それらを人工知能に学習させれば、現時点で一番適切なルートで目的地にたどり着けるようになるでしょう。 

 

また、センサーで運転手がいなくても自動で動く自動走行車の実験が進んでいます。

自動車全体が位置情報を共有していれば、さらに衝突の危険性を回避できるようになります。

 

そのためには一部の地域の道路だけ対応してもメリットは少ないです。

道路全体、町全体、都市全体で対応していく必要があることから、都市全体のスマート化、すなわちスマートシティー化が唱えられているわけです。

 

 

スーパーシティとは?

London Data Map

スマートシティと名称が紛らわしいですが、スーパーシティ構想というものが出てきています。

 

「スーパーシティー」は、政府が進めている構想で、特区を利用してスマート化を推進していくというものです。

 

特区制度を活用して、キャッシュレス決済、自動運転、ドローン開発、遠隔医療、自動ごみ処理...などのスマート化を促進するというもの。規制緩和が必要な事業でもスムーズに始めやすいメリットがあります。

「スーパーシティ」構想の実現に向けた有識者懇談会

 

主な事業イメージは

・移動: 自動走行、データ活用による交通量管理・駐車管理、マルチモ
ード輸送(MaaS) など
・物流: 自動配送、ドローン配達 など
・支払い: キャッシュレス など
・行政: パーソナルデータストア(PDS)、オープンデータプラットホー
ムワンストップ窓口、API ガバメント、ワンスオンリーなど
・医療・介護: AI ホスピタル、データ活用、オンライン(遠隔)診療・
医薬品配達 など
・教育: AI 活用、遠隔教育 など
・エネルギー・水: データ活用によるスマートシステム など
・環境・ゴミ: データ活用によるスマートシステム など
・防災: 緊急時の自立エネルギー供給、防災システム など
・防犯・安全: ロボット監視 など

 

などで、候補地に選定されるためにはこれらのカテゴリで5領域以上を実現することが求められています。

参考:

https://www.kantei.go.jp/jp/singi/tiiki/kokusentoc/supercity/saisyu_houkoku.pdf

 

 

スーパーシティ候補地は?

スーパーシティに対応して、いくつかの自治体がスーパーシティへの参加表明やアイデア出しに協力しています。

法案では特区として指定されるのは5か所程度になる予定です。

 

岩手

矢巾町では将来のスーパーシティ選定地への参加を目指し、将来ビジョンの策定などの話し合いなどが進められています。

 

町民の健康情報のデータ化やバスの自動走行などが検討されています。

 

静岡

トヨタが静岡の自社工場跡地でスマートシティーの実験を開始します。

「ウォーブン・シティー」と呼ばれるものですが、基本的には私有地内で規制にとらわれない実験をしていくものと思われます。

 

とはいえ、大規模な実験となるでしょうし、今後はスマートシティーの対象地区としても連携していく可能性があるような気もします。

連携については細野さんなども注視されているようです。

 

 

愛知

「自治体アイディア公募」に対し、中部国際空港島・周辺地域を対象に、空港業務のスマート化といった策を提案されています。

参考:「スーパーシティ」構想の自治体アイディア公募に愛知県案を提出しました - 愛知県

 

大阪

大阪では大阪商工会議所が提言を取りまとめるなどの動きが進んでいます。

それによれば

①簡単に健康状態を計測し、無理なく継続できる方法で健康維持、疾病予防
②最適な在宅・日常の疾病管理、安心な救急対応、利便性の高い医療
③効率的で機能改善効果も期待できる介護
④誰にとってもストレスフリーで、積極的な生活を支える交通
⑤誰にとっても便利で、使いたくなる金融システム
⑥オンライン教育による人材育成、実践教育で行政データを活用

出展:http://www.osaka.cci.or.jp/Chousa_Kenkyuu_Iken/press/190719spcity.pdf

といったコンセプトでスーパーシティー化の展開を考えているようです。

 

神戸

神戸市の久元喜造市長が公募への意欲を示しています。

すでに同市北区で自動運転の実験なども実施されています。

神戸新聞NEXT|総合|久元市長「スーパーシティ立候補検討」最先端技術活用の特区

 

福岡

市長会見によれば「九州大学の箱崎キャンパス跡地」のような跡地開発をスーパーシティ構想と絡めていけるといいのではないか....と考えられているようです。

参考:福岡市 市長会見2019年4月17日

 

 

いつから始まるの?

現在は法案がなかなか通らず苦労している段階のようです。

参考:「未来都市」を作るスーパーシティ整備法 またも先送りで野党失望 : J-CASTニュース

 

2020年内の改定案成立が目標のようです。

 

(更新 2020/5/27)

いよいよ法案が成立しました。

参考:AI活用、先端都市構想実現へ 「スーパーシティ法」が成立 | 共同通信

 

5カ所程度の地域が特区となります。

2020年秋までに募集を開始し、年内の決定を目指すとしています。

 

また詳細出ましたら更新したいと思います。

 

 

スーパーシティは危険?

社民の福島党首がスーパーシティへ警鐘を鳴らしました。

 

論点としては

・憲法94条への違反(地方公共団体の機能)

・個人情報保護への懸念

・国家戦略特区事業自体がクリアでない(利害企業の関与)

...などを挙げています。

 

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