草刈り機使用の注意点をまとめておきます。
草刈り機の注意点
準備
まずは草刈り機を取説をもとに整備、手入れ、燃料入れ。
服装は、草が飛び散るので汚れてもいい作業服。つなぎがおすすめ。
また目の保護のためゴーグルをつける。ゴーグルは空気穴のあるものでないと曇ってかえって危険。
靴はスパイク付を選ぶ。結構滑って事故になることも。
熱中症対策もしっかりと。
適宜水分、またハンディファンで休憩。
作業
ハンドルの位置をちゃんと合わせないと、手が疲れます。
力を入れずに刈るように慣れましょう。
どんな事故があるか知る
刃が自分に当たるとかなり大事故になるので注意しましょう。
消費者庁
consumer_safety_release_170720_0001.pdf (caa.go.jp)
多いけがは大半が切傷、切断。骨折も意外に多いです。
多い原因は
・接触・巻き込みによる事故76件(67.9%)
・飛散物による事故20件(17.9%)
・刈刃に草などが詰まった際の事故5件(4.5%)
・キックバックによる事故4件(3.6%)
姿勢からくる事故
・斜面ですべる
など。
まず平らなところで草刈り機に慣れておきます。
徐々に斜面に挑戦。斜面は雨後はゆるいので、乾燥している日を選んだ方が無難です。
キックバック対策
障害物や地面などにぶつかって刈刃の跳ねる(キックバック)ことに注意が必要です。
対策としては
・草を刈る際は刃の左前で刈る
・ナイロンコードカッターにしておくとキックバックしにくくなります。
・作業中は周りに人や車がいないことを確認。音で気づかないので、適宜チェック。
まず刈る場所を点検して、どこらへんに危険があるか事前に把握するのがおすすめ。
異物による事故
・はじいた小石や針金、空き缶などが、ほかの人や車に当たる
・かけた刃が目や頭部を直撃。
など。
こちらもまず刈る場所を点検して、どこらへんに危険があるか事前に把握するのがおすすめ。
ゴーグルや長袖など事前の準備も大事。
作業中は周りに人や車がいないことを確認。音で気づかないので、適宜チェック。
危険な場所は、後で手鎌での方が確実です。
絡まった場合の措置
草が絡む場合、手で取りに行くのは危険。実際手で払おうとして切断事故もあります。
そのまま振り払うか、ちゃんとエンジンをとめてから取り除くぐらいのほうがいいかもしれません。