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【トライアル】2024年上場!どんなスーパー?株価はどうなる?

いつもお世話になっているトライアルですが上場!するそうです。

ここではトライアルを知らない人でもさくっとトライアルがわかるよう解説。時価総額などについても目安を紹介していきます。

トライアルが上場!

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トライアルを運営するトライアルホールディングス(HD)は、東京証券取引所からグロース市場への新規上場を承認されました。

 

 

まだまだ知らない人も多いと思いますので、ざっくり紹介。

 

九州地盤

トライアルは九州を地盤として展開。

 

ITxスーパー

小売り向けITサービスを提供していた会社が、そのままスーパー経営に乗り出した感じです。

 

そのためITを活用した効率化に意欲的です。

 

ナナコカードのようなプリペイド、「TRIALカード」、さらにアプリから使える「TRIALアプリ」をリリースしています。

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レジカートでは、自分でスキャンしながらお買い物ができます。

 

スキャンカメラは手元に一台。また商品にバーコードがなく、棚に表示されている場合用にハンディスキャンカメラがついています。

 

 

レジカート専用出口があり、そこで担当者が念のため数品スキャンするだけでおしまい。セルフレジなんかよりも早く出ることができます。

 

他にもカメラによって人流を把握するなどのマーケティング施策が行われています。

 

 

増収中

ずっと右肩上がり。おまえはインドかっ。

 

2022/6決算で売上高は6000億円程度。経常利益120億円程度。

04TrialHoldings-1s.pdf (jpx.co.jp)

 

 

どんなスーパー?

スーパーとドラグストアとDIYセンターを一緒にしたお店....って感じです。

 

店舗によっては衣料を扱っており、フリースなんかはあの●クロさんより安いんじゃないでしょうか。価格力が魅力のスーパーです。

 

トライアルがどんだけ安いかはこちらを参照ください。

apicodes.hatenablog.com

 

apicodes.hatenablog.com

 

apicodes.hatenablog.com

 

apicodes.hatenablog.com

 

食品コーナーも格安のものが多いです。

こういう大型店だと、魚のような鮮度の必要な食品や総菜が少ないと思われるかもしれませんが、魚のような鮮度命のものも結構あります。

 

総菜コーナーも魅力的なものが多いです。

 

こんなスーパーを24時間営業で行っているのがTRIALになります。

 

 

(更新 2023/4/3)

なんと上場延期が発表されました。

ここ数か月での金融の混乱などを理由とし、上場日は未定となっています。

格安スーパー大手トライアルが上場延期。「金融機関の破綻を契機とした混乱」などが背景 | Business Insider Japan

 

 

(更新 2024/3/4)

1年ほどの延期を経て上場が決定。

2024/3/21(木)~3/26(火)頃になりそうです。

 

(更新 2024/3/24)

3/21に上場。

1株1700円で売り出され、初値は公開価格を30.29%上回る2215円でした。

 

 

 

株価はどうなる?

想定売り出し価格は2000円

 

想定公開規模は590.1億円規模となっています。

diamond.jp

 

売買単位は100株からとなります。

 

 

同業他社

他社と比較してみましょう。

 

トライアルの店舗数ですが、274店舗あります。

 

店舗数で言うと、ライフ、西友、ヨークベニマル、マルエツぐらいの規模となります。

【2022年版】スーパーマーケット、総合スーパーの店舗数ランキング|日本ソフト販売株式会社 (nipponsoft.co.jp)

 

ライフ(8194)の場合、時価総額は1200億円ぐらい。

 

マルエツをもつユナイテッド・スーパーマーケット(3222)で1200億円ぐらい。

 

 

 

売り上げでみると、2023年6月期の売上高は6531億1200万円。

 

バローホールディングスは売上7599億7700万円で、時価総額1300億円ぐらい。

 

ユナイテッド・スーパーマーケット(3222)の売り上げは7086億9000万円。

 

 

他者との規模感の比較や、今後の成長率をどう評価するかで、株価が決まっていくのではないかと思います。

 

 

(更新 2024/3/24)

上場間もない時点での時価総額は2700億円ぐらい。

 

同規模のユナイテッドの倍ぐらいはありますね。

 

 

 

将来性

将来性ですが、TRIALの魅力は何といっても「安さ!」....もあるけど「IT力」。

 

カメラによる売り場チェックやレジカートなどが代表的です。レジカートはカートにスキャナがついていて、客がぴっとしてかごに入れ、あとはそのまま清算なく出れるというもの。

 

うちも使っていますが、とにかく便利です。

apicodes.hatenablog.com

 

 

今後はAI技術の活用などで、ますます安いものを便利に買えるようになりそうです。

 

 

首都圏の店舗数が少ないですが、逆に「伸びしろがある」といえるかもしれません。

 

 

懸念材料は?

いいところばかりではありません。

 

TRIALについては、利益率の低さを指摘する記事がいくつか出ています。

 

ITによる効率化は評価できますが、逆に先行投資も多いかもしれません。

透明性欠くトライアルの決算 連結でないと経営の実態はわからない|NetIB-News (data-max.co.jp)

回顧2022(5)トライアル、増収増益でも低利益率改善は進まず|NetIB-News (data-max.co.jp)

 

 

優待は?

最も多くの人の関心は株主優待のほうかもしれませんね。

 

こちらも調べ中。。。。

 

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