干支別にどんな災害が多いかまとめてますが、今回は2022年の干支でもある寅年編です。最近は豪雨がどんどん増えている印象ですので、干支別の傾向だけではなかなかおいきれないところもあります。
2022年の異常気象(随時更新)
・1/15 トンガで海底火山噴火。日本でも広範囲に津波警報。
過去の大きな噴火の後は冷夏になりやすいので、今後の天候にも注意です。
・1/21 宮崎県・大分県で震度5強
・2/24 (ロシアのウクライナ侵攻)
・3月 オーストラリアで洪水被害
・3/4 韓国で大規模山火事
・3/8 パプアニューギニアで火山噴火
・3/16 福島県沖でM7.4の地震 福島県・宮城県で震度6強
・3/21 地震で発電所に影響、政府は電力ひっ迫警報を発令
・3/26 西日本で強風。
寅年の異常気象
トラ年と地震数
usgs.govにおける過去の世界の地震回数を1990年以降で調べ、干支別に並べてみました。
寅年は地震回数の平均では1番多いです。
マグニチュード7以上の地震でフィルタリングした場合でも2番目に多いです。
トラ年と台風
温暖化でどんどん勢力が狂暴化している台風。
気象庁のデータをもとに単純に日本での発生数を足していき、干支別に並べてみました。
寅年はほかの干支よりは少なめとなっています。
トラ年と竜巻
竜巻も年々増えている印象があります。
気象庁のデータで単純に日本での発生数を足していき、干支別に並べてみました。
寅年は干支の中の平均ではトップでした。この傾向が続くのであれば2022年は注意が必要でしょう。
ざっくり干支別で平均回数を比較してみると、地震や竜巻は多いかもしれません。当たるとは言いませんが、一応念頭に置いておくといいと思います。
過去のトラ年の異常気象
過去の大きな災害をみてみると、全般的に水害が多い印象はあります。
1962年
4月23日 広尾沖地震 - Mj7.1
4月30日 宮城県北部地震 - Mj6.5。死者3人。
6月29日十勝岳が噴火
7月梅雨前線による大雨 死者110名、行方不明者17名
9月第2室戸台風
1974年
5月9日 伊豆半島沖地震 - Mj6.9。死者30人。
7月七夕豪雨
9月 台風16号。東京都では多摩川の堤防が決壊し水害。
1986年
8月4日 台風10号が低気圧となり、東海・関東・甲信・東北で発生した水害で集中豪雨
1999年
6月29日 福岡で豪雨災害
7月 東京で豪雨
9月 台風18号が九州に上陸して熊本県を中心に大きな被害
10月 千葉佐原豪雨
2010年
2月27日 沖縄本島近海で地震 - Mj7.2
10月 奄美地方で大雨
11月30日 小笠原諸島西方沖で地震 - Mj7.1(Mw6.8)
12月22日 父島近海で地震 - Mj7.4
12月 - 2011年1月 北陸豪雪・山陰豪雪
参考:
気象庁 | エルニーニョ現象及びラニーニャ現象の発生期間(季節単位)
https://www.data.jma.go.jp/obd/stats/data/bosai/tornado/stats/annually.html