タイムループは、殺されると殺害前の同じ時間・同じ場所に強制的に戻される...のように同じ時間軸を何度も体験させられるスタイルの作品です。
主人公たちは、このループをどうやって断ち切るのかというのがみどころになります。
タイムループ映画、おすすめは?
ランローララン
1998年製作のドイツ映画。タイムループものの先駆け的作品の1つ。
フランカ・ポテンテ演じるローラと、モーリッツ・ブライプトロイ演じる恋人マニ は仲のいいカップル。
だがある日、マニはやばいお金を受け取る仕事に失敗。20分のうちに10万マルク用意できなければ一貫の終わりだ。
ローラは銀行に勤める親の元へお金をせがみにいくが失敗。マニのところにいくがマニは結局スーパーへ押し入ってしまい、ローラも警官に撃たれてしまう。
その後なぜかタイムループ。今度はローラはお金を調達してマニを救えるのか...。
テンポのいい演出を、さらにテクノ音楽が盛り上げます。タイムループものでは1番の出来!です。
監督はトム・ティクヴァ。
お勧め度:★★★★★
トライアングル
2009年作品。
自閉症の息子を持つシングルマザーのジェス。
友人の誘いでヨットセーリングへ行くが、天候が急変しヨットは転覆。そこに現れた豪華客船へ乗り換えてなんとか助かる。
しかしそこには覆面の人物が現れて襲撃してくるという修羅場となった。
監督はクリストファー・スミス。
お勧め度:★★★★
残酷で異常
2014年カナダ映画。
エドガーは移民の妻メイロンとその子ゴードンと暮らしている。幸せに暮らしたいが、メイロンは勝手に銀行口座を作り、ゴードンは学校で喧嘩をしたりしている。
メイロンのスープを飲んだ後具合が悪くなったエドガーは、誤ってメイロンを殺してしまい、自分も倒れてしまう。
その後エドガーは集団セラピーのような奇妙な場所にいた。そこではみんなが殺人などの悪事を告白し謝罪を行っている。
エドガーはなぜ自分がその場所にいるか心当たりはない。しかし、何度も死の直前へループさせられるうちに、自分の家庭の真実にきづかされはじめる。。。
タイムループと、死後の魂セラピー所?のような設定をうまくミックスした風変わりな作品。
監督はMerlin Dervisevic。
お勧め度:★★★
オール・ユー・ニード・イズ・キル
2014年のアメリカ映画。
舞台はギタイと呼ばれるエイリアンに襲われている近未来の地球。トム・クルーズ演じるウィリアムは、彼らとの戦いで殲滅され死んでしまう。
しかいなぜかウィリアムは死ぬ前へとタイムループしてしまう。
このタイムループを抜けて敵に勝利すべくウィリアムは、記憶をなんとか温存し相手を倒す秘策を見つけるが。。。
お勧め度:★★★
ハッピーデスデイ
2017年のアメリカ映画。
ツリーは女子大生。同じ寮の知り合いの部屋で目を覚ます。普段の生活を過ごし、パーティー会場に行くと、急に現れた殺人者によって殺されてしまう。
目を覚ますと、なんとまた寮のあの部屋にいた!
殺人者のいない道を通れば大丈夫と考えたツリーはまたまた殺されてしまう。今度こそ外出しなければ大丈夫...そう考えたツリーだったが結局...。
コミカルな要素の強い作品です。
監督は「パラノーマル・アクティビティ2 」などを手掛けたクリストファー・ランドン。
お勧め度:★★★★