ここではアマゾンプライムでみれる偉人の映画。伝記ではなく、映画として作り上げられた作品のおすすめを紹介。
アマゾンプライムビデオで見る偉人映画
アラン・チューリング
「イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密」は、第二次次世界大戦で日本の暗号解読をした天才数学者アラン・チューリング(1912年6月23日 - 1954年6月7日)の物語です。
前評判を知らずに見ましたが、終わりまで一気に見れました。
戦争の背後にこんなことがあったんですねー...ってのが素直に面白かったのと、ベネディクト・カンバーバッチ演じる主人公のキャラ設定がしっかりしていたのが勝因でしょうか。
現在はレンタルHD(高画質) ¥204での視聴となります。
おすすめ度:★★★★★
マイケル・コリンズ
「マイケルコリンズ」は、アイルランド独立闘士マイケルコリンズ(1890年10月16日 - 1922年8月22日))をリーアム・ニーソンが演じる長編映画。
舞台はイギリスとアイルランドとの激しい対立下であり、マイケル・コリンズはアイルランド国軍の司令官などを経てイギリスとの交渉にもあたった人物。
監督は「モナリザ」や「クライングゲーム」など演出には定評のあるニールジョーダンの作品。政治的な背景はありつつも、1人の女性をめぐる2人の男性のドラマとしてしっかり描かれています。
レンタルHD(高画質) ¥100
おすすめ度:★★★★★
ウィンストン・チャーチル
「ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男 (字幕版)」はイギリスの名首相チャーチル(1874年11月30日 - 1965年1月24日)を描いた作品。
リュックベッソン「ニキータ」では、ややクレイジーな麻薬操作官でもあったあのゲイリーオールドマンがチャーチルに激似させるメイクで挑んでいます。
チャーチルは、ヒトラーの拡大路線には露骨に警戒感を示し、徹底抗戦を貫いたファイターでした。
アカデミーでは作品賞は逃し、主演男優賞などを獲得しました。
悪くはないですが、もうひと盛り上がりあれば...、という印象でした。上から目線ですいません。
おすすめ度:★★★★
トーマス・エジソン
エジソンズ・ゲームは、日本人なら誰でも知っている偉人エジソン(1847年2月11日 - 1931年10月18日)の映画。
しかし発明王としてのエジソンというよりは、マーケティング上手なエジソンが描かれます。
ストーリーは、テスラとの全米電力対決が軸。直流を主張するエジソンと、交流を主張するテスラ陣営が真っ向から激突します。
エンディングがもうひとつ落ちきれなかった感はありますが、ベネディクト・カンバーバッチの熱演もあって映画としては最後まで一気に見れます。
プライムビデオではレンタルHD(高画質) ¥400~。
おすすめ度:★★★★
アドルフ・ヒトラー
「ヒトラー ~最期の12日間~ (字幕版)」は、第二次世界大戦のドイツ総統ヒトラー(1889年4月20日 - 1945年4月30日)の映画。
ヒトラーは第一次世界大戦に敗北し、多額の賠償金などに苦しめられていたドイツを立て直した功労者。その独特な演説の語り口は多くの国民から支持を集めました。
第二次世界大戦では、ドイツの快進撃でパリまで陥落されるほどでしたが、アメリカの参戦やソ連の反撃などで徐々に劣勢となっていきます。
本映画では、ヒトラーのみならずほぼ陥落寸前のベルリンで、総統に従うべきか逃げるべきか、といった極限的な状況に絞られたドラマ。
前半は緊張感が継続します。
ただ後半はちょっと長すぎで、結局何を描きたかったのかフォーカスがまとまりきれなかった印象です。
おすすめ度:★★★
マーク・ザッカーバーグ
「ソーシャル・ネットワーク」は、マークザッカーバーグ(1984年5月14日-)をフェイスブックの設立前夜から描く作品です。
フェイスブック設立のきっかけから、アイデア登用だとするウィンクルボス兄弟とのいざこざなども紹介。
作品としては、アカデミー脚色賞、作曲賞、編集賞の3部門を受賞しました。
ただ、いわゆるドラマ曲線(徐々に盛り上がって、最後はスカっとするエンディングへ)的な盛り上がりがなかった...というのが率直なところ。
おすすめ度:★★★
マーガレット・サッチャー
「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」はサッチャー(1925年10月13日 - 2013年4月8日)の人生を、名女優のメリルストリープが演じるという、それだけでも見たくなる映画です。
サッチャーといえば80年代、初のイギリス女性首相として活躍。「鉄の女(Iron Lady)」と呼ばれるほどの辣腕。国内では国有企業の民営化を断行、外交ではアルゼンチンとの領土紛争などをこなしました。
ただ本作は、史実のシーンをただただ再現しただけという感じ。
これなら普通にニュース映像をまとめて伝記を見たほうがよかったという....という仕上がりでした。
レンタルHD(高画質) ¥408
おすすめ度:★★
ココ・アヴァン・シャネル
ココ・アヴァン・シャネル(1883年8月19日-1971年1月10日)は世界的に有名なファッションデザイナー。
本作は孤児だったココが、のち上流階級でファッションデザイナーへと昇っていく過程を題材にした映画です。自分に好意のある貴族の家に押しかけていって、家に住むことを既成事実化させてしまうといった押しの強さもある女性のようです。
ココ役のオドレイ・トトゥはアメリでもおなじみ。
それだけで絵になる女優さんなのですが、シナリオのせいかあまり感情移入できませんでした。
貴族の家で知り合ったほかの男性と恋愛関係など、メインストーリーはハーレクインのペーパーバックのような世界となります。
ひょっとすると、「伝記映画を見て普通の人では体験できないすごいことを味わう」ためではなく、「ゴシックロマンスが好きな人」のために作られた映画なのかもしれません。
おすすめ度:★★
これから
エリザベス
未見。
アルベール・カミュ
未見。
ガンジー
レンタルHD(高画質) ¥100
未見。
スティーブ・ジョブズ
レンタルHD(高画質) ¥204
未見。