押しかけ営業や電話営業は難しくなり、チャット営業やビデオ会議商談の機会が増えたという方も多いことでしょう。音声やちゃっとならまだしも、ビデオ会議となると結構面倒なことが多いです。ここでは改善のためのTIPSを紹介します。
オンライン商談の問題点は?
オンライン商談についてのアンケートでは、オンラインによる商談機会が「大幅に増加した」が41.4%となっています。
訪問営業が難しくなっていますし、電話をしてもリモート中だったりすることも多いでしょう。
オンライン会議で難しいところが表情で、「自分の表情がどのように伝わっているか掴めないから」が47.4%、「カメラに向かって表情の表現をする方法がわからないから」が47.4%などとなっています。
2020年夏、急速に増加するオンライン商談 51.3%の会社員、オンライン商談での自分の表情に自信を持てず|株式会社KTYのプレスリリース
上手に見せるコツ
見栄えを改善する
まず見栄え改善についてはカメラ映り自体をチェックしましょう。
これは簡単で「解像度高いカメラを用意すること」「照明を用意すること」[「回線速度が早いこと」で大幅に改善できます。
カメラの性能を上げる
どんなにライティングや顔の表情を頑張っても、カメラの解像度が低いとそもそも粗くて汚い映像になってしまいます。
解像度の目安は
SD(標準解像度)
480i(640×480)30万7200画素
576i(768×576)44万2368画素
HD(高精細度)
720p(1280×720)92万1600画素
1080p(1920×1080)207万3600画素
1080i(1920×1080)207万3600画素
UHD(超高精細、4K)
2160p(3840×2160)829万4400画素
となっています。
安いものだと200万画素ぐらいのウェブカメラが売ってますが、もっと高いものを用意したほうが安全でしょう。
ちなみにアイフォンは結構いいので、いいウェブカメラがない場合はアイフォンで十分です。
アイフォンの場合、iPhone XS、iPhone XSMAX、Phone X、iPhone 8、iPhone などの背面カメラは1,200万画素 となっています。
ライティングをつける
ライティング機器も安いものは安いですし、効果は問題ありません。
スマホをカメラにする場合、スマホの周りを均一に明るくしてくれるリング型の照明グッズがおすすめです。
回線を用意する
いいカメラを備え、照明もバッチリであっても、ネットの回線速度が遅いといい画像が送れません。
また時間によって混んで遅くなるというケースもあります。
うちでは光回線に加えて、いざというときはスマホをテザリングして使えるようにしています。このように大事な商談では2回線用意しておいて、いざというときに切り替えれるようにしておくと安心です。
準備と対策
見栄えがいくら良くても、段取りの下手な人は結局印象が悪くなります。
必要なファイルをあらかじめ準備する、その場で見つからなかったらすぐ切り替える...といったことが大事です。
ファイルの用意
オンライン商談では、必要な資料のPDFやウェブページを見せて画面共有したい場合があります。
ただし、見せたいファイルがなかなかすぐ出てこない...ということも多々あります。
あらかじめ大事なページがすぐ開けるようにブックマークしておく、必要なファイルがすぐ出せるように準備しておくことのほうが大事でしょう。
時間をかけない
もしミーティング中に、見せたいウェブページがわからなかったり、資料がすぐ出てこない場合は、「後でリンクを送る・ファイルを送る」として切り替えましょう。
だらだらしたミーティングになると、お客様をイライラさせてしまいます。