能力がありながら出場機会の少ない選手をドラフトするという現役ドラフトがいよいよ実現となりそうです。
現役ドラフトとは?
現役選手をドラフトにかけ、欲しい他球団があれば声掛けすることができるようになります。
順調にいけば、開催時期は今オフの12月初旬となりそうです。
野球の場合、どうしても守備ポジションなどに影響されます。
いくらいい選手でもそこに坂本や柳田、吉田選手などがいれば出場は難しいです。
現役ドラフトが実現すれば、このようにくすぶっている選手が出場機会を増やすいいチャンスになります。ファン的にも結構嬉しいシステムだと思います。
鬼筆のスポ魂 週明けにも「現役ドラフト」導入決定へ、指名順位は入札数か(産経新聞) - Yahoo!ニュース
(更新 2022/5/9)
プロ野球12球団と日本野球機構は理事会を開催。今年実施するスケジュール感としています。
プロ野球選手会は、7月の総会までに案を示すよう求めています。
現役ドラフトは「早ければ今年実施するスケジュール感」とNPB井原事務局長 草案は公にされず(日刊スポーツ) - Yahoo!ニュース
(更新 2022/7/26)
ドラフト実施はほぼありそうです。
NPB側から提示されている案では、各球団2人以上の対象選手を選び、必ず誰かが出て、誰かが入ることを想定しています。
選手会総会 「現役ドラフト」今オフの開催目指すと決議、NPB案では全球団で選手の入れ替え(日刊スポーツ) - Yahoo!ニュース
(更新 2022/10/7)
「現役ドラフト」が12月9日開催決定となりました。
非公開で行われ各球団で必ず移籍が起きる仕組みとしています。
「現役ドラフト」12月9日開催決定 非公開で行われ各球団で必ず移籍が起きる仕組み - プロ野球 : 日刊スポーツ (nikkansports.com)
現役ドラフト候補を勝手に予想?
現役ドラフト選手が選ばれる、段取りは以下のようになるともいわれています。
まず11月までに戦力外通告は終了。その後来季の保留者名簿が公示されます。
各球団は保留者名簿の中から、2~3選手を「現役ドラフト」に提出します。
対象は年俸1億円未満。育成契約選手は除外です。
まだ最終的に上記の条件でフィックスしたわけではありません。
ここでは、年棒1億円未満の選手で、かつ、他球団で活躍の機会を増やしてほしい!...と期待したい選手を勝手に予想してみました。
セリーグ
巨人
・重信 年俸推定2700万円
走力が魅力の選手。期待され続けていましたが、もう29歳に...。
・立岡 宗一郎 年俸推定2000万円
巨人の外野手も非常に激戦区。さらに31歳という年齢も...。
もっと見たいファンは多いはず。
・廣岡 年俸推定1900万円
いまだ未完の大器。
ショート、セカンドがこなせるのはポイント高し。ただ坂本を越せるまでは...。
阪神
・藤浪 年棒推定4900万円
荒れ球が逆に魅力の藤浪選手。
本来なら年棒1億円以上のプレイヤーで現役ドラフト外になるはずでしたが、近年は不調が続き年棒は1億の大台を割っています。
日ハムのようなのびのびやれる球団へ行ってほしい気もします。
・高山 年棒推定2300万円
新人王!ですが、矢野さんと相性が悪いという説も。
ま、矢野さんは良くても悪くても今年辞任はしますが...。
・陽川 年棒推定2050万円
陽川も1軍定着が期待される選手です。
ただ阪神の内野はだいぶ固まってきた感があるので、うーんどうなんでしょう。
・北条 年棒推定1900万円
中野選手の登場でショート定着はかなり厳しい...。けど、あの無茶苦茶な悪球を平気でホームランする姿はまたみてみたい。
・小野 年棒推定1350万円
西武山川選手と同じ富士大出身のプレイヤーです。
初めて見た時は、藤川を思わすようなすごいストレートに思わずうならされた投手でした。最近は1軍登板機会も少ないですが、再起を見てみたいです。
広島
・野間峻祥 年俸推定3100万円
熾烈な外野争いで後塵を拝しています。
強肩瞬足なだけに他球団からは垂涎の的?
(更新)ただ最近は定着しつつあるのでドラフトはないでしょう。たぶん。
DeNA
・太田泰司 年俸推定5000万円
ノーテンダーからDeNAいり。
層が厚い外野陣の強化ということで出場機会はまだ多くありません。
ただ走攻守、そしてメンタル、人気と5分野ですごい選手ですから欲しがる球団はありそう。
・田中俊太 年俸推定1700万円
巨人から移籍。結構勝負強いイメージあるんですが、昨年手術のあとはどうなっているのか気になるところです。
DeNA田中俊太ピンニング手術が無事終了 今後はリハビリに - プロ野球 : 日刊スポーツ (nikkansports.com)
・髙城 年俸推定1200万円
...も、そろそろ29歳。
中日
・加藤翔平 年俸推定2200万円
ロッテから移籍の走攻守そろったいい選手。
ただ中日の外野もだいぶ激戦になってきてます。
・根尾 年俸推定1300万円
まだ人気高いので今年のドラフトにはかからないと思います。
が、今中日のポジションとしてみると厳しい状態が続いています。他チームでもいいのでその雄姿がみたいです。
(更新)投手としてめきめき力をつけてきました。
ヤクルト
・山崎晃大朗 年俸推定2700万円
なかなかレギュラー定着が...。
(更新)ただ最近は定着しつつあるのでドラフトはないでしょう。たぶん。
パリーグ
日本ハム
・杉谷 年俸推定2800万円
すぎノールももう30代。
両打席ホームラン打てる選手ってすごいポテンシャルだと思うのですが、...。
・清宮 年俸推定1700万円
今年の成績がふるわないと、いよいよ....!?。
・樋口龍之介 年俸推定520万円
育成から支配下登録へとなった苦労人。
マッチョな体型からくりだす鋭いスイングは魅力的。
...とはいえ、27歳ですからそろそろ出場機会を獲得して、それなりに結果を出したいところです。
楽天
・田中和基 年俸推定2200万円
かつての新人王。
プロ評論家の多くがその実力を認めるいい選手なのですが、なかなか定着しないのが楽天の七不思議の1つ。
・横尾俊建 年俸推定1400万円
日本ハム時代は、「おにぎりくん」の愛称でブレーク。
長距離砲として期待されていました。が、近年は精彩を欠いており、楽天へトレードとなっています。
ホームランバッターらしい、あのきいれいなアーチをみてみたいです。
・オコエ 年俸推定1000万円
怪我が多いのがちょっと難点ですが、かつてのドラ1もがけっぷち。
その潜在能力は誰もが認めるところですが...。
・藤平 年俸推定1000万円
早いうちに勝利して、将来は楽天のエースと期待され続けて以降、近年はなかなか伸び悩んでいます。ここは心機一転他球団で...。
・岩見雅紀 年俸推定750万円
楽天で期待される和製大砲。
ロッテ
・田村 年俸推定6500万円
一時はロッテの正捕手といえば田村選手でした。
ただ、昨年は加藤が加入して、今年は高卒の怪物捕手松川の入団で一転ピンチに。プロってホント厳しい世界だとつくづく思います。
彼の野球IDの高さを他球団でも役立ててほしいです。
・安田 年俸推定3000万円
井口監督の期待にそろそろ応えられないと....なんでストレートにさしこまれるの?
・平沢 年俸推定1500万円
かつてのドラ1。まだショート定着はならず。
平沢のバッティングフォームは大好きなだけにもっと見てみたい選手です。
・成田 翔 年俸推定670万円
伸びのあるストレートで甲子園を沸かせたものの、プロ入り後はまだまだブレークせず。フォームを再度ハンドにするなど試行錯誤が続いています。
ファン的には他球団でもいいのでみてみたいですが...。
(番外)福田修平 1億2000万円
年棒的にはドラフトにでない可能性は高いでしょうが、他球団でもいいので見たい選手の1人です。
西武
・川越 年俸推定1200万円
パワフルなバッティングが魅力の選手。
他球団でもいいので「青雲」の歌、また聴きたいです。
ソフトバンク
・中谷 年棒推定2000万円。
阪神からソフトバンクへ移籍ですが、ソフトバンクは層が厚いのでなかなか定着まではどうなんでしょう。
・真砂勇介 年俸推定1400万円
他チームならもうレギュラー担ってる気もしますが。。。。
オリックス
・大城滉二 年俸推定2800万円
オリックスは若手のすごい選手が続々でているので、なかなか厳しそうかなと。
(追記 2020/10/7)
本記事は4月時点のものでした。
その後、清宮選手、藤浪選手のように復活の兆しの見える選手が出てきました。
一方でオコエ選手などは1軍はわずか数試合にとどまりました。
12月に現役ドラフトが実施されるそうなので、誰がでてどこへ移籍するか楽しみに待ちましょう。