お葬式をDIYして思い思いの方法で行う方も増えてきました。
出来合いのものよりも、手作りであることのほうが温かみが感じられる場合もあります。
悲しい中で手作業するのは大変ですが、一方で手間暇かけて送り出しの場を飾ってあげられる充足感もあると思います。
ここでは、そんな手作りグッズのアイデアをまとめてみました。
DIY葬?
お葬式はなかなか事前準備もしずらいので、どうしても葬儀社さんに依頼するのが一般的です。
ところが、昨年末は長野の葬儀社「つばさ公益社」が「木棺・骨壷セット・DIY葬の手引書」をセットで2万5800円(税抜)提供して話題となりました。
手作り葬は徐々に増えてきて、全体の2-3%程度になってきているそうです。
参考:
【コスパ最高】葬儀業者を使わない「DIY葬セット」が発売される / エリアによっては実費約3万円で済むかも?
セットでは木棺や、焼却後の骨壺入れはあります。
ただしこちらを見ると、素人でやり切れるかは不安が多い気はします。
例えば夏場ではドライアイス?などで腐敗を遅延させるようなことも必要でしょう。
【検証】DIY葬!葬儀を自分でやったらどこまで安くできるのか | サルでもわかる葬儀の新常識
個人的に気になるのはきれいにご本体をお化粧して木棺に入れる作業の手間です。
いざそうなったときに自分でやりきれるかどうかはなんか想像できません。
自分でやろうとして大変でできなかった...などのほうが故人に申し訳なさがなおさら出てきそうで怖いです。
ただし「オプションばかりのせて高い金をふんだくる」ような葬儀社さんの話も聞きますし、それなら自分たちでと考えたくなるのもわかるような気がします。
DIY葬のことは別としても、今後は葬儀を依頼しつつも、なくなられた方の写真をボードに飾るなど、自分たちでも葬儀を飾っていくようなことは増えていくように思います。
ここでは、そんなときに参考になりそうなアイデアを集めてみました。
てづくり葬式グッズの事例
ボード編
個人の方の写真をボードで張り出したりすると、故人のいろんな思い出を偲ぶいい材料になります。
こちらは過去の写真を並べたボードです。
一見すると、そんなにデザインで凝ってはいません。
が、悲しい中での作業であることを考えれば感謝の念は十分感じ取れると思います。
場にマッチするような色使いのボードです。
100均のダイソーなどでもコルクのボードや写真用フレームなどが買えます。
写真をレイアウトして飾りやすいと思います。
花束、花輪編
葬儀ではお花も重要なアイテムです。
こちらは野球へトリビュートした花輪の例です。
大谷選手でおなじみエンゼルスがモチーフとなっています。
こちらは馬の蹄鉄をイメージしたものです。
こちらはアメリカ国旗。
ナショナリティにアイデンティティのある人には、このような国旗をモチーフにした花輪造形というのもいいかもしれません。