デジタル人材共創連盟(デジ連)なる団体が発足。学校などデジタル人材が不足しているようで、派遣可能なデジタル専門家人材バンクとしての役割を担うそうです。
デジタル人材共創連盟とは?
デジ連とは?
一般社団法人デジタル人材共創連盟(略称:デジ連)は、2022年7月5日設立の新しい社団法人です。
経済産業省「デジタル関連部活支援の在り方に関する検討会」が取りまとめた「Society5.0を見据えた中高生等のデジタル関連活動支援の在り方提言」の社会実装を担うもの...とされています。
わかりやすくいえばデジタル人材・活動の支援ということでしょうか。
事務局は大阪に設置されます。「ロボットビジネスの会員ネットワーク」iRooBOと同じ住所となります。
代表理事は、鹿野利春(京都精華大学メディア表現学部 教授)さん。
理事には、田中邦裕(さくらインターネット株式会社 代表取締役社長)さんや森輝幸(GMOメディア株式会社 代表取締役社長)さんが就任。
監事には森島かおり(GMOメディア株式会社)さんが就任。
デジ連の内容は?
事業は「若年層のデジタル活動を活性化するため、大会等のガイドライン制定と情報提供、活動拠点としてのバーチャルプラットフォームの提供などを行うとともに、産業界等の支援拡大」を目指すとしています。
「産業界及び学会の人材が「情報I」などのデジタル関連の授業支援、資格取得の支援、教員向けの研修を行うことを通じて、若年層のデジタル活動の活性化」も行っていくとしています。
高校の「情報I」といった科目では、専門教員の不足が問題となっています。そこで、デジ連が専門家を派遣する...といった事が行われるようです。
文科省、「情報」授業の人材不足、IT人材バンクの専門家を活用方針 | スラド (srad.jp)
登録するには?
デジ連自体への入会申請は、同社ホームページより行えます。
1社あたり30万円の年会費となっています。
「全国の中学校・高校教員向けデジタル研修」については現在企画検討中とされ、専門家としての研修・登録については今後アナウンスがあるものと思われます。