コロナによる自粛ムードがひろがりつつあります。 ただ影響を見極めるのは難しいですが、いい面と悪い面と両面材料をみながら考えていきます。 不況だから下がると安易にカラ売りして失敗したりしないようにしましょう。
増益になる業種、減益になる業種
3月上旬の速報が出ました。
プラスはスーパー、EC、酒屋と「巣ごもり消費」のところです。
それ以外(小売り、サービス、自動車、外食、交通、旅行)は総じてだめです。
またアメリカ版食べログの「Yelp」で発表した動向速報では、地域支援型農業・薬局・銃・タクシー・釣り・占いなどが大幅増。
一方、ショッピングセンター・ブライダル・屋根工事・ワイナリーが減っているとしています。
コロナ拡大後「銃・弾丸」の需要が300%超。米「Yelp」が報告書を発表 | TABI LABO
以下業種別に動向をまとめました。悪い業種でも特定の商品はすごく売れたりしていますので、ビジネスのヒントにしてみてください。
主な産業
水産・農林
外食需要が減る一方、巣ごもり消費は拡大しました。 買いだめで米・冷食・カップ麺は増えるものの、高級魚などはかなり需要が減っています。
学校給食に依存していた食品・牛乳は、急に注文が途絶えてしまって大量に余るという事態にもなっています。
取り扱いの品目や取引先によって、両極端な影響がみられます。
鉱業
企業の需要減となれば、当然鉱業にも影響が出るものと思われます。
しかし、サプライチェーンの分断などでかえって価格上昇になる可能性はあります。また、金価格上昇でメリットを受けるところもあるかもしれません。
建設
3月のアンケートではまだ影響が出ていないとする企業が多いです。
新型コロナウイルスの影響「すでに出ている」22.7%、「建設」など内需型は過半数が「影響なし」:MONEYzine:資産運用とお金のこと、もっと身近に
しかし、中国からの資材調達で影響が出るかもしれません。 必要部品がそろわず、トイレが届かないので部屋を納品できない....といった話も聞きます。
(更新 2020/4/14) 社員に感染者が出たため工事の一時中断を発表。建設に限らずですが、このように社員感染でも影響が出るのでかなり注意しないといけません。
流通業
スーパー、ドラグストア
自粛要請で食品スーパーやドラグストアは混雑しています。
売り上げは増加するところが多いでしょう。
ドラッグストア/2月マスク、トイレットペーパー特需で15社増 | 流通ニュース
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200324/k10012347561000.html
コンビニ
2月は微増や微減。 増加のところは、コロナ関連でマスク等の売れ行きが貢献したようです。
コンビニ/2月は新型コロナウイルス影響でマスクなど日用品需要増 | 流通ニュース
その後、出店場所で明暗が分かれています。郊外が多いセブンは微減、都市部やオフィス界隈が多いファミマは2桁以上のマイナスとなっています。
(更新 2020/6/11)
5月は大幅減だそうです。
大手コンビニ3社 5月売り上げ 前年同月比 大幅減 | NHKニュース
百貨店
同じ小売りでも ・百貨店 ・海外客比率の多いドラグストア、電機店 ・服、化粧 ..のようなところは売り上げダウンとなるところが多いようです。
コロナ痛撃、百貨店売上3割減…中国客消え免税品売上高9割減も : 経済 : ニュース : 読売新聞オンライン
卸
卸ではサプライチェーン分断で中国からの仕入れが難しいために減益となるところも出てくることでしょう。 中国からの代替として国内企業の商品需要は拡大しているものと思います。 そのあたりの需要を取り込めば、かえって増益となるところが出るかもしれません。
ただ、全般としてみれば、外出が減ることなどから売り上げは減るものと思われます。
製造業・消費財
鉄鋼、化学、機械、電気、運送
サプライチェーンの分断でどれだけ影響が出るか注目されます。
人員や材料などで非常にマネジメントが難しいところですが、トータルでは減益となるところのほうが多そうではあります。
一方で石油価格が相当下がりました。化学系では恩恵を受けるはところもありそうです。
自動車
都心はともかく田舎ほど移動では自動車は必要です。 そうなると比較的堅調なのかなという気もありましたが、実際は厳しいようです。
本来3,4月は社会人となって自動車を購入する人も増える時期と思われますが、速報によれば10%近い減少となっています。
国内新車販売3月は9.3%減、コロナで外出自粛響く - ロイター
ムーディーズは2020年の世界販売台数予測を大幅に下方修正し、前年比14%減と試算しています。
2020年自動車販売台数予測を大幅に下方修正 世界14%減、中国10%減=ムーディーズ | 36Kr Japan | 中国No.1スタートアップメディア日本版
一部好調なものもあって、キャンピングカーはいいようです。 オーストラリアでは大幅に販売増となっており、コロナ危機の都市から地方へ避難するために利用していることが背景にあるようです。
キャンピングカー製造企、販売台数が54%増 - NNA ASIA・オーストラリア・自動車・二輪車
(2020/7/7)
電車や飛行機といった大勢が共用する運輸機関よりは自動車のほうを選好する人が増えてきています。
新車販売はまだ低調のようですが、中古車市場を中心に需要が強まる可能性がありそうです。
家電
巣ごもり需要の増大でテレビやDVDプレイヤーの売れ行きが好調です。 料理需要の増加でホットプレートやパン焼き機が、DIYやマスクづくり対応でミシンが売れています。
住宅
コロナ感染の影響で、着工や工事が遅れるというケースが出ています。
しかし、CNBCによれば、住宅関係の需要は結構戻りつつあります。巣ごもりやリモートワークが好調であり、住宅まわりのインフラを強化したいという方がおおいかもしれません。
銃器
あくまで海外の事例ですが、銃器店に行列ができています。 自衛のためと思われますが、暴動などに発展しないことを期待したいです。
運輸
航空
渡航制限の影響もあって航空会社はかなり厳しいです。 夏の便で8割減とするところも出てきています。
新型コロナウイルスで航空会社減便 ANA国際線の夏ダイヤは8割超減、JALも国内線を追加減便 | ビジネス | 最新記事 | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト
大手なら政府の救済もあるとは思いますが。。。 そんななか、プライベートジェットは活況となっているようです。 確かに不特定多数と接触するリスクは少なそうです。
新型ウイルスでプライベートジェット業界が活況? 写真3枚 国際ニュース:AFPBB News
またWBSによればNYでは自転車屋さんが活況だそうです。 デリバリー業には欠かせないうえ、人から距離を取って運動ができるところでも評価されているとのこと。
宅配
アマゾンや楽天で遅延情報が出るほどで、自宅待機の影響から通常よりも稼働率は高いものと思われます。 ただ配達員が感染してしまうと業務が停止されるリスクもあるため、楽観視もなかなかできないと思います。
バス、タクシー
自粛要請の影響で、深刻な状況がテレビなどでもよく伝えられています。 特に海外観光客のインバウンド需要にシフトをしていた観光バスなどは、売り上げも相当厳しくなっています。
金融関連
銀行
自粛で生活資金が厳しい方も増えるでしょうし、短期融資の申し込みはかなり増えそうです。 ただしリスクマネジメントは非常に厳しいでしょう。
貸し渋りのほうが多いのではないでしょうか。
アメリカはゼロ金利復活となり、世界的にマイナス金利への圧力が強いです。そうなると収益はまだまだ厳しいかなとは思います。 コロナの収束時期がみえてこないために、判断は難しいでしょう。
保険
コロナ疾病で保険支出が増える...とは素人目にはなかなか思いにくいです。
株式市場下落などで運用はかなり難しい局面となるでしょう。トータルではマイナスのほうが大きいように思います。 海外ではオーストラリアの損保大手が多額の損失を計上しいてます。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200402/k10012365131000.html
逆に好調なところもあるようです。こちらは感染症を対象とした保険の販売が急伸しているとのこと。 感染症に関連した保険商品があれば、逆に問い合わせ等増えているのかもしれません。
保険代理TQM、コロナ商品好調で目標引上 - NNA ASIA・タイ・金融
金融
金融全般では株式市場の下落や乱高下の影響をダイレクトに受けそうです。 ファンドなども資金流出はかなりの規模になりそうです。 すごすぎて意味不明すぎます。
米国株ファンド、流出超過額は2018年2月以来の大きさ | Article [AMP] | Reuters
(更新2020/7/7)
大規模金融緩和の効果もあって株式市場は堅調に戻してきました。
3月には証券口座開設数が昨年の倍と好調だったそうです。
そういう意味では証券系は業績の戻しは早いのではないでしょうか。
不動産
予定通り完成しない物件などが出るかもしれません。 オリンピックが中止との憶測が出ていることもマイナス材料でしょう。(その後延期が発表されました)
新型コロナウイルスの影響「すでに出ている」22.7%、「建設」など内需型は過半数が「影響なし」:MONEYzine:資産運用とお金のこと、もっと身近に
また、家賃の支払いが大変になる人が増えてきているのは懸念される材料です。 実際アメリカでは家賃不払い運動も起きつつあります。 大家さんをされている方は、この辺の動向には十分気を付けるようにしてください。
新型コロナ:米で家賃不払い運動、11都市に拡大 コロナで失業増: 日本経済新聞
医療関連
g'ma in hospital / dreamingofariz
医療機器
コロナ対策で、がぜん注目されます。 特にインフル治療や肺呼吸器具関連は需要が増えそうです。 ただし医療器具では中国で生産しているケースも案外多いです。
医療関連の企業であっても思わぬ減益報告があるかもしれず、注意が必要です。
薬品
本来薬品はディフェンシブとして期待されます。
ただし中国で薬の製造を委託している比率が大きいと、商品が調達できないリスクも考えられます。注意しましょう。
病院、医療
病院はかなり明暗はっきりしています。 風邪関連はかなり混んでいますが、外科などはガラガラということもあります。
コロナに関連した分野でない場合、待合室等での人込みを警戒している人も多いようです。 歯科医や開業医ではマスクなどが調達されず、運営がままならないケースもあるようで二極化が起きているように思います。
いい話題としては、遠隔医療が注目されてきました。 日本では今後の規制緩和にも期待が持てそうです。 アメリカでは、すでに遠隔医療で上場しているテラドックという企業があり、現在は株価が堅調です。
(更新 2020/6/5)
コロナを受けて入れている全国の病院の8割近くが、4月は赤字であることがわかりました。コロナ対策のための出費増や、コロナを敬遠した患者減が主な理由と考えられます。
病院の継続に支障がでるようですと、秋以降の第二波でさらに厳しい状態になることは明らかです。公的支援を含め、早めの対策が必要と思われます。
新型コロナ 患者受け入れの病院8割近くが赤字に | NHKニュース
ヘルスケア関連
マスクはもちろんのこと、空気清浄機、抗菌おしぼり、アルコール消毒、抗菌用のテープ、使い捨て手袋、医療用防護服、クリーンルーム...など衛生関連は強含みとなりそうです。
繊維・アパレル
Crystal Couture Fashion Show & Sale / SPakhrin
アパレル
外出が減れば当然衣料購入の量は減るでしょう。 ただそれ以上に問題なのは、中国からの調達が難しい点でしょう。
無理に国内メーカーから調達すれば、さらにコストを圧迫する要因になりそうです。 一方でネット通販は好調のところもあります。オンワード樫山は、3月売り上げは30%近く減少。一方でECの売上は45%もアップしています。
ネット通販に強いところは、巻き返しも早い可能性があります。
繊維
需要減や中国からの調達ができないという面が強く出るか、国内調達の増加の面が強く出るかで、企業によって差が出そうに思います。
情報・通信
パソコン
中国では、在宅勤務の高まりでタブレットPCが人気となっています。 しかし、部品の遅れなどで品不足になる懸念もあります。 需要は増えそうですが供給は追い付かないため、思ったほどは売り上げ増にならない可能性はあります。
https://apple.srad.jp/story/20/02/27/129206/
日本でもノートやディスプレイなどが好調だというニュースが出ています。
新型コロナの感染拡大対策でパソコン販売好調 在宅勤務や自宅学習で需要急増(1/2) | JBpress(Japan Business Press)
また、ヘッドセットマイクやテレビ会議用のウェブカメラも好調です。
「え、こんなものが?」 コロナ騒動で思わぬヒット商品 (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)
インターネットメディア
コロナの情報を探す人が増えているだけでなく、在宅勤務やテレワークなどでますますネットを利用する頻度は上がるものと思います。
ネットのデータ利用量は拡大しています。 ただし近年はスマホ普及が一段落して全体のPVが落ち着いたことや、グーグルSEOの度重なる調整もあり、サイト間の競争は激化している印象はあります。
ビデオ会議、リモート
特にビデオ会議やリモート系は注目です。
ZOOMは、日本でも「ZOOM飲み」という言葉が出るほど急速に普及しました。
世界的にもZOOMユーザ数は一気に増加しました。
他にマイクロソフトチームズやスラックのようなリモートオフィスソフトも好調です。
スマートフォン
各社が春から5G参入を開始したため、今後の買い替え需要が期待されます。 ただし利用エリアはまだ少なく、拡大のためには4G基地局を5G用に使うための規制緩和待ち...との声もあります。
(更新 2020/6/5)
IDCによれば、今年の世界スマートフォン出荷は前年比11.9%減となる見込みです。スマホ利用時間はますます増えてはいると思うのですが、必需品購入が優先されて買い替え需要などが弱まっているのではないかと思います。
20年世界スマホ出荷は約12%減、過去最大の落ち込みに-IDCが予想 - Bloomberg
受託開発
ソフトハウスで受託中心に運営されている企業の場合、案件の一時棚上げ等といった可能性が高まっていると思います。
教育
学校の休校が長引けば、オンライン教育需要に拍車をかける可能性があります。
すでに中国のオンライン教育会社は株価も好調で推移しています。学校にいけない生徒のためのドリルなども売れ行き好調です。
動画配信
各社好調が予想されます。
動画配信大手のネットフリックスの決算発表ではユーザ数の大幅増も発表されました。
ディズニーはディズニーランドの休業は業績に響いてますが、一方でディズニープラスなる動画配信は好調なスタートをきっています。
日本でもディズニープラスが開始されます。
ただし、スポーツは自粛・延期が多いです。DAZNなどスポーツ中継関連は低調なことが予想されます。
娯楽
ゲーム
引きこもりの恩恵を受ける分野の1つはゲームでしょう。 ただし任天堂のようにハードの出荷に影響が出そうな企業もあります。
(更新)
巣ごもり効果もあって大ヒットした動物の森が好調で任天堂の業績はいいです。
映画
映画館は長時間不特定多数の人が屋内に滞在するため、利用者は減少することが考えられます。
観光・民泊
京都をはじめ、通常の観光地は閑散としているようです。 ホテルや民泊なども回復するには相当時間がかかる可能性が考えられます。 ただしディズニーランドはファンが多く、休校なので行きたいとしている人もいるようです。オリエンタルランドはやや別格かもしれません。(その後4月まで休園を発表)
(更新2020/7/7)
自粛解除以降、徐々に回復してきています。日本や、一足先に回復傾向にある中国では、近場への旅行が中心となっています。
食品・飲食
飲食店は、コロナショックの矢面で非常に厳しいところが多いです。
外食
外食は明らかに減りそうです。 スタバなんかもかなりすいています。
一方でウーバーイーツのような宅配、オイシックスのようなミールキットは注文が増える可能性が高いです。
最近では宅配に特化した厨房貸し出しサービスのゴーストレストラン・クラウドキッチンといった新業態も期待されます。
本来デリバリー系は恩恵を受けそうですが、場所や客層でも影響が出ているようです。下記記事は、オフィス街で若い人向けに運営していたら、テレワークの影響などで注文が激減したそうです。
コロナで閉店に…デリバリー中心の飲食店の「残念すぎる勘違い」(境野 今日子) | マネー現代 | 講談社(1/4)
酒類
引きこもり、自宅勤務が増えるとストレスで飲酒が増える気もします。 (実際発泡酒などは好調であることが発表されました)
一方で、卒業や入社に伴う宴会はキャンセルされるため、業務用の取扱高はかなり減ることでしょう。
トータルではややマイナスなのかなという気はします。
サービス業
人材業
有効求人倍率は低下してきました。 ただ中途採用求人倍率はまだ小幅増。 工場停止や営業自粛が全国に拡大していますので、
今後は求人の大幅な減少や派遣切りなどにつながるのかどうかが注目されます。
フィットネスジム
パーソナルトレーナーさんなどは真っ先に影響を受けています。 緊急事態措置でジム自体が休業要請になっているため、大手ジムであっても運営は厳しさを増しています。
なんと5月には世界的に有名なフィットネスチェーンである米国ゴールドジムが倒産しています。
(更新 2020/8/12)
決算によれば、大手は軒並み売り上げ減。コナミは7割近い減収となっています。
スポーツクラブが売り上げ激減、コロナで身の細る思い - M&A Online
士業
税理士さんなどは、給付金や融資の相談などでかなり忙しいと話題になっています。 行政書士さんは意外にも暇。また弁護士さんも現在は裁判が控えられているようです。
税理士→超多忙、行政書士→ひま、やばい 5士業によるミーティングで判明した、士業ごとのコロナ影響はこんな感じらしい - Togetter
カラオケ
人の使ったマイクや部屋は気になりますし、ある程度は利用者は減るんじゃないでしょうか。 うちはカラオケ好きですが、
しばらくはちょっと行きずらいです。
しかし、ツイッターを見てみると休校になったからカラオケ行きたいとか、カラオケ店員が客が増えた印象を述べたりしています。
部屋がセパレートされている分、多少の安心感はあるのかもしれません。 低価格で長時間利用できて、引きこもりのストレス発散となると意外に混むかもしれません。 ※その後小池知事よりカラオケ、バー、クラブ等の利用を控えてとの発言がりあました。それをうけて週末休業を行う店舗もありました。
温泉、スーパー銭湯
利用者は減少するものと思われます。 緊急事態措置では、スーパー銭湯は休業対象となりました。 一方、銭湯自体は対象外ということで逆に混んで過密となっているところも多いようです。
ホテル、旅館
インバウンドに強いところほど影響は甚大です。 既に廃業や倒産も出ています。
ゴルフ場
屋外練習場、ゴルフ場は休業要請の対象外となっています。 しかし都内の大手屋外練習場は自主的に休業をしています。 ゴルフ場でもプリンスホテル系などで一気に休業を発表するなど、自粛するゴルフ場がかなり出てきています。
ゴルフ場・打ちっぱなし コロナで休業・自粛・営業?感染は大丈夫? - 困ったー@ゴルフ
マッサージ
濃厚接触の頻度は高いため、こちらも利用者数は一時的に減る可能性大です。
冠婚葬祭
結婚式や葬儀では密閉空間へ密集します。実際葬儀での感染した例も報告されています。 結婚式は取りやめる方が増えそうです。 一方、葬儀は取りやめはないものの、身内だけの小規模なものとして開催される事例が増えそうです。 いずれにせ、「冠婚葬祭業」では逆風が大きいと思われます。
理髪店
業務上、理容師さんと近づくのが難点です。ただ近所のお店をチェックしている限り、思ったよりほどガラガラというほどでもないようです。
占い・スピリチュアル
一部では占いやスピリチュアル利用者が増えているとしています。 先行きが見えないですし、普段の生活の対処で不安に思っている方も多いことでしょう。 ですので、これらのサービスの利用が増えたとしてもおかしくはありません。
新聞販売店
スーパーやDIYセンターのチラシが増えそうな気もしますが、実際にはパチンコ店、ホームセンターといった得意先の出向は減少。
3密対策ということでチラシにも影響が出ています。
参考:【チラシ激減】新聞販売店“コロナ廃業危機”の叫び「バタバタ閉店」「融資でしのぐしか…」 | 文春オンライン
まとめ
キーワードとしては以下の属性のあるビジネスは好調のところが多いです。
巣ごもり消費
食事宅配、冷凍食品、動画配信、ドリル、子供用のジム、
リモート
ビデオ会議、オンライン教材、遠隔医療、動画中継で行われるジム、VR
コロナ対策
空気清浄機、手袋などの衛生グッズ、抗菌グッズ ...などがあげられます。 逆に外食・旅館・アパレルでは倒産も始まっています。
[コロナ対策 経済編]