コロナ対策で、食品や飲食店、お弁当などの「食」に関するアイデア商品のまとめです。
飲食店
飲食店では、「朝や深夜のお客が減る」という傾向が出ています。
▽朝食を外で取る人がほとんどいなくなり、マクドナルドにとって朝は最も厳しい時間帯になり、全体の売り上げの足を引っ張っているという。→スタバやマクドナルドで朝食時間帯の売り上げが激減…… 消費者の生活の変化が影響|BUSINESS INSIDER https://t.co/hlPzFDhP7f
— BusinessInsiderJapan (@BIJapan) 2020年8月17日
外食で好調なのはドミノピザで、モバイルオーダーなどがしっかりしていることが要因として挙げられています。
調理ロボット
人気の和食屋チェーン「やよい軒」では、ごはんのおかわりロボを導入して話題となりました。
ボタン1つでご飯が出てくるものです。ボタンを触るという意味では完全ではありませんが、しゃもじを共有したりするリスクを軽減してくれます。
アメリカではchowboticsというところがサラダバー用のロボットを開発。既に導入する店舗も出てきました。
見た目は自販機ですが、具の設定などのカスタマイズができる点で従来の自販機とは異なります。
価格は3.5万ドルで、今後はもっと下がっていくものと思われます。
殺菌装置
くら寿司では、「紫外線殺菌システム」を導入しています。
面白いことに?紫外線はお寿司カバーの中は通さないシステムとなっています。中のお寿司は安心です。
https://kyodonewsprwire.jp/release/202007272418
仕切り鍋
みんなで取り合うバイキングや鍋などに抵抗がある人が増えそうですが、逆に仕切りの入った鍋で安心をアピールするお店も出てきました。
豆乳とんしゃぶ寅太郎では、仕切りを入れた鍋でしゃぶしゃぶを提供します。
豆乳とんしゃぶ寅太郎「仕切り鍋」採用で新型コロナ対策/スター食堂|食品産業新聞社ニュースWEB https://t.co/IL1AHL48VT @ssnp_coより
— 居残り佐平次 (@inokori_3814) 2020年8月8日
店舗でZOOM飲み
タブレット端末や女優ライトを貸出ししてくれるため、一人でも店舗からZOOM飲み(ビデオ会議を使った飲み会)ができるというサービスです。
KICHIRI新宿店が始めたものですが、今は飲み会に誘ってもこない人も多いですから、ここれはこれで広まってほしいサービスですね。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000027.000043737.html
屋外でも個室
お店は飛沫シールドで透明カーテンで区切るところが増えてきましたが、こちらは温室のような小部屋を屋外へ設置。確かにこのぐらい対策されていると安全そうな気もします。
新型コロナウイルス対策でソーシャル・ディスタンシング(対人距離の確保)が求められる中、オランダの首都アムステルダムで、小さなガラス温室を利用した新しい外食スタイルの試みが行われている。https://t.co/BOPxqAXHHa
— AFPBB News (@afpbbcom) 2020年5月8日
コーン型シールド?
メイン州では、飲食店で配膳する人は逆さコーンのようなシールドをつけなさいと知事が言っているとか。フェイクニュースであることを願いたい....との意見も。
Gov Janet Mills says - servers must now wear face shields upside down so that their breath is directed up, not down. Yes she wants you to wear a dog cone... peak insanity. I wish this was a joke.. its real 😆 #facecovering #faceshield pic.twitter.com/cnyojzTd3c
— Dr Sherri Tenpenny (@BusyDrT) 2020年8月19日
アプリ
モバイルオーダー
注文から決済までスマホで行うことで接触機会を減らす動きも増えてきました。
こちらはグルメサイトのRettyが提供する飲食店向け注文アプリのRetty Order。
https://lp.self-order.retty.me/
スキャンアンドゴー
ユナイテッドスーパーマーケットでは、自分でコードをスキャンして清算するためのアプリ「スキャンアンドゴー」を配布。
食品販売のアイデア
販売所
キッチンカー+スマートロッカー
ネットで注文して受け取りをロッカーで...という方法も増えつつあります。
中国ではキッチンカーにスマートロッカーがついているものも登場。
これならより近くで受け取れて便利そうです。
無人販売所
無人販売所を参考に、お金を入れて保温棚から焼き鳥セットを取り出してもらうというシステムを作った焼鳥屋さんが、コロナ禍でも売り上げを伸ばしたという事例がテレビで紹介されていました。
システムは、知り合いの工務店のおじさんにつくってもらったそうです。といってもお金の挿入口と棚のカバーがあるシンプルなものです。
自動販売機自体を導入すると高いですが、このぐらいなら個人商店でもできそうです。
今までお店に入れなかった子供たちが利用するようになり、新しい層を取り込めたというメリットがあるそうで、何事も新しいことに取り組む姿勢が必要なのかもしれません。
加工と自動販売
農産物によっては、給食や飲食店での仕入れ目途がたたずに余ってしまうものも多いです。
解決策として参考になりそうなことの1つが加工と自動販売です。
人気イチゴの「とちおとめ」では、余ったものをソースに加工、さらに専用の自動販売機で売ることで販路を拡大しています。
「とちおとめ」ソースが人気
— NHK@首都圏 (@nhk_shutoken) 2020年8月21日
新型コロナの影響でイベントの中止が相次ぐなか、余ってしまった栃木県名産のいちご「とちおとめ」で作ったソースが人気を集めています。
ソースを作った栃木県足利市の食品会社は、新たにソース専用の自動販売機も設置しました。https://t.co/ZCo5ENFdf1 pic.twitter.com/DkV6ahqLiP
ネット販売
飼育のライブ配信
飼育風景をライブ配信し、完成したら食べられる...というサービスが人気だそうです。
外出自粛でいろんなところに行けないという閉塞感を逆手に取っているのがいいですね。
おせちのペア購入
来年のおせちの注文が始まっていて、今年は例年になく好調だそうです。
やはり自宅で過ごす方が、おせちぐらいは豪華にと考えているケースが多いのでしょう。
面白いのはペア購入で、これは自宅と実家分を一気に頼めるというもの。これなら実家に帰省しない罪悪感?もなくなりそうです。
Oisix、8月のおせち注文が昨年1.5倍に 2021年おせちトレンドは「少人数向け」「複数買い」|ネット通販情報満載の無料Webマガジン「ECzine(イーシージン)」
お弁当のアイデア
除金魚
醤油のお醤油さしに入れた消毒液です。
これならお弁当の横はもちろんのこと、ちょっと持ち運んで使うにもいいです。
https://cleanseex.com/safehandfish/
飛沫防止弁当
新幹線などでのお弁当を楽しみにしている旅行客は結構多いと思います。しかしコロナ禍だと気が引ける場面も多そうです。
そこで登場したのが飛沫防止弁当です。
駅弁販売の淡路屋から登場で、両サイドに飛沫ブロック用にもなりそうなついたてができるスタイルのお弁当ケースとなっています。
これなら他の人の目も気にせず?食べれそうです。
8月7日、飛沫感染予防シールド付き弁当「令和の嗜み弁当」を発売。 | 淡路屋