Core Gamesで、物理属性(Physics)の使い方のまとめです。
物理属性(Physics)を使うには?
Core Gamesでアイテムをステージ上に置くと、位置固定です。空中においても地面に落下したりしません。
ロブロックスは初期状態から物理属性が効いているので、空中に置くと降りてきます。
で、コアゲームズで物理属性、フィジックスが使えるか試してみました。
フィジックスの設定
物体には「Physics」の欄があり、「Use Debris Pyhsics」がチェックできるようになっています。
ただし普通に置いた物体でチェックしようとすると、「Localのみだよ」としてチェックできません。
Core gamesではサーバで処理させるコンテンツ(Network) とクライアントのみで処理するコンテンツ(Client )と明確に分けているようです。
当然マルチプレイヤーゲームでは、みんなに同じ情報・環境をみせるためサーバで処理させることが多いです。
一方で、パーティクルの微妙な数や方向性などは全部のユーザで合わせる必要はないのでクライアント側の処理のほうが適しています。
Core Gamesではフィジックスをクライアント側で処理させているようです。
ゴルフゲームなどを見てみると、マルチプレイヤーゲームでフィジックスっぽいのもあるのでどのような処理なのか気になるところです。
ではとりあえず使えるところまで試していきましょう。
まずヒエラルキーで「Create Network Context>New Client Context」を選びます。
するとクライアントで処理するグループフォルダーできます。
「ClientContext」に作ったオブジェクトを入れると、Client専用の物体となります。すると「Use Debris Phyiscs」もチェックできるようになりました。
設定ではほかに以下のようなものがあります。
- Mass:ボディの質量
- Angular Damping:角度移動削減のためのけん引力です。
- Linear Damping:線形移動削減のためのけん引力です。
ただしこれで設定すると床を突き抜けて行ってしまいます。
床にもPyshicsを設定すると、今度は床も落下していきます。
この対処方法は現在調査中です。
サンプルゲームは?
Core GamesでPyshicsを使ったサンプルゲームです。
Tumble'em
最初に数字キーを押してアイテムをセレクト。
あとはそれをころころと動かしていきます。
「Core Gamesでのゲーム作りまとめ」についてはこちらを参照ください。