今年(2018年)もあと数か月と、あっという間に終わりそうです。となる時になるのが来年のトレンド。ここではどんなヒット商品がでてくるかまとめていきます。
2019年はどんな年?
2018年は(も?)、地震は多いだけでなく、集中豪雨の被害もすごかったです。
ある記事では、この異常気象は少なくとも5年は続くとされています。
2019年も注意が必要です。
大きな出来事としては「新元号発表(4月?)」や「参議院選挙(7月)」「消費増税の実施(10月)」「イギリスのEU離脱実施」などがあります。
経済では、景気拡大局面は終盤といわれながらも続いています。
2020年のオリンピック、2019年ラグビーワールドカップなどのスポーツなどで明るいニュースも多いものと思われます。
施設
オリンピック関連
オリンピック施設で「新国立競技場(オリンピックスタジアム)」「カヌースラローム会場」「アクアティックセンター」「有明アリーナ」などの新施設が続々お披露目となります。
出典:
オリンピックアクアティクスセンター|競技会場等|大会情報|2020年大会開催準備|東京都オリンピック・パラリンピック準備局
いろんなスポーツイベントも開催されてにぎやかになりそうです。
無人店舗
この分野では中国が結構進んでいて無人コンビニ、無人ジムなどが続々登場。
アマゾンゴーは無人ではありませんが、レジで決済する人は無人となっています。
シアトル限定!レジなしコンビニAmazonGOが未来すぎた件
日本でも自分でバーコード決済をするコンビニが試験的にはじまってます。
ロボットが給仕するコーヒー店もオープンしました。
人手不足を考えれば、いろんな業種の無人化が急速に進みそうです。
テクノロジー
e-Sports
2019年はeSportsが本格的に注目される1年になりそうです。
オリンピック採用はまだ不透明です。
しかしゲーム実況動画が人気で、ゲームプレイをする人だけでなく見て楽しむ人の数がずいぶん増えてきています。実際うちでもよくゲーム実況は見て楽しんでいます。
2018年は大手が続々参入しましたので、2019年には大きな大会が開催されてニュースになるかもません。
クラウドSIM、eSIM
海外へ行ったら現地でSIMカードを調達して入れ替えして....といった面倒さがつきまといました。
eSIMでは、Embedded Subscriber Identity Module)で、SIMが遠隔操作で設定が変更されます。通信事業者の切り替えのたびにSIMカードを入れ替えする....といった手間がなくなるわけです。
2018年には100以上の国・地域で利用できるクラウドSIMスマホ「jetfon」が発売されるなど、今後はSIMカードの入れかえをしなくてもすむ環境が拡大しそうです。
スマートディスプレイ、しゃべれるテレビ
2018年はスマートスピーカーが話題となり、アマゾンエコー、グーグルホームが店頭に置かれたりしました。
現在ではディスプレイをそなえたエコーショーが登場。今後は画面を備えたスマートディスプレー製品が増えてくるでしょう。
なかでも期待はしゃべれるテレビ。
音声でチャンネルをかえたりすぐできるもので、アマゾンアレクサ搭載テレビなんかが登場してくるのではと思います。
ARヘッドセット、ARショッピング
以前VRヘッドセットが話題となりましたが、今度はARヘッドセットに注目です。
ARは、VRのようにCGですべての視野を覆うのではなく、実際にみえているものにCGを合成します。
CGは床や壁を認識しているので、あたかもその場所に置かれているかのように表示できるのが特徴です。
ARの大型ベンチャーマジックリープがいよいよ製品を市場に投入し、ヘッドセットのマーケットが注目されます。
ARは広告や通販での活用も期待されます。
例えばネックレスを実際にはつけてないもののARごしにみるとつけているように合成されて表示されるなど。
フェイスブックやショピファイなども積極的に取り組んでいます。
これからはウィンドーショッピングならぬARショッピング!というわけです。
血圧測定ウォッチ
スマートウォッチ業界は、どの機種も歩数・心拍数(ものによってGPS)と機能的な差別化がしずらくなっています。
そんななか注目されるのが血圧や血糖値測定機能です。
ASUSはVivoWatch BPなる血圧測定機能付きウォッチをリリースしています。
テレビなんかでも血糖値スパイクの話題が紹介されており、手軽にいつでも血糖値が測定できると非常に便利です。
現在アップルなどは血糖値測定対応に取り組んでいるとされ、注目されます。
プログラミング学習玩具
2020年からの小学校でのプログラミング学習に備え、スクールや教材のリリースが相次ぎそうです。
現時点でもすでにいろんなものが登場しています。
空飛ぶタクシー
ハリソンフォードの代表作でもあるSF映画ブレードランナー。
その舞台設定が2019年です。
残念ながら空飛ぶタクシーはまだでですが、いろんな国で取り組みは進んでいます。
プロトタイプぐらいならば2019年に出現するのではないでしょうか。
バイオチップ
社員証情報などを格納したチップを、皮膚下に埋め込むといった取り組みを一部の企業では行っています。
この動きがどこまで拡充するかは未知数です。
日本でもそのような取り組みを行うところが出てくるかもしれません。
フード
蘭州拉麺
蘭州拉麺を提供するお店がここにきて増えています。
といってもまだまだ数えられるぐらいなので、店舗はもっと増えてくるのではと思います。
うちが試しに食べたのは神田神保町の馬子禄です。
食べたところ、思ったより薄味です。その上に香味野菜やラー油などがのっかります。
ダシが効いていておいしかったです。
年齢を経ると今のポピュラーなラーメンがしょっぱすぎたり脂っこく感じる人も増えるでしょう。すると、「ダシがしっかりしていてあっさり」というものがおいしく感じます。
低温調理器具
テレビなどでたまに登場する低温調理器具。
知っている人は増えてきましたが、身の回りには使っている人はほとんどいません。
価格を見てみるとすでに1万円前後のものが登場しており、値段的には普及の条件はクリアされてきました。
プレワークアウト・サプリ
今までサプリといえば、運動中か運動後に取るのが普通でした。
市場全体はまだまだ伸びるでしょうが、サプリ自体の機能にはあまり差がなくなっています。
そんななかで注目されるのが運動前にとるサプリ(プレワークアウトサプリ)です。
クレアチン、アルギニン、シトルリンなどを含有し、持続力の確保を目的に服用します。
クラフトビール
アメリカではクラフトビールがブームとなり、今では過当競争で下火に...とも言われています。
一方の日本ではこれからで、2020年からの酒税が30%近く減税になります。
クラフトビールは高いのがネックですから、減税で買いやすくなると、市場が拡大していく可能性があります。
ファッション
うちはH&Mファンだったりするんですが、ファストファッションが席捲したのも過去のこととなり、銀座や東京店舗がクローズしました。
あらためて時代の変遷というものを感じたりします。
ZOZOのプライベートブランド
今までファッションモールビジネス主体だったZOZOが、プライベートブランドへ参入。
「体の測定」「よりフィットした衣服」という提案は非常に評価できると思います。
2018年はTシャツやジーンズ、スーツやネクタイ、コートなどをリリースしますが、2019年はラインアップが一層拡充するものと思います。
多くの人が待ち望む「靴」や「ブラ」で体にフィットするもののリリースが期待されます。
なおヒット予測では定評のある「日経トレンディ」では、予測100としてさらに多くのヒットを予測してます。
こちらの予測でもある「無人店舗」はもちろんのこと「ワークマンプラス」「ヒプノシスマイク」「ムンク展」「オーダーしみかくシート」「カップ冷凍飯」「AI丸投げツアー」などが紹介されています。
[ヒット予測一覧]