今や動画や音楽は定額制が当たり前となってきました。動画ならフールーやネットフリックス、ダゾーンやパリーグテレビなど。音楽でもスポティファイやアップルミュージック、ラインミュージックな人も多いことでしょう。
使い放題サービスは現在ゲームにも拡大中。ここではどんなものがあるかまとめてみました。
月額定額制ゲームとは?
音楽や動画では、月額いくらで見放題というサービスがかなりたくさん出てきました。
同様に、ゲームも月額一定額で登録タイトルが遊び放題というものも今後は増えそうです。
利用するには対象デバイスで利用可能かどうか、また自分のプレイしたいタイトルがどのぐらい含まれているかで変わってくることでしょう。
なじみのあるタイトルが多いという点ではやはりプレステナウがおすすめ。バイオシリーズも各種利用可能となっています。
今後は、定額制サービスでも新作がいち早く登場するというのがトレンドになるかもしれません。
EAのオリジンアクセスプレミアでは新作へいち早くアクセス可能になります。このようなサービスが増えるかもしれません。
日本で利用可能
DMM GAMES PREMIUM
- 対象デバイス:PC
- 料金:1か月2980円
- お試し:7日間
- 主なタイトル:銀星将棋など
ご存じDMMのゲーム遊び放題サービスです。
タイトルとしてはギャルゲー、将棋・麻雀などの定番系が多そうです。
Discord Nitro
- 対象デバイス:プレイステーション、PC
- 配信方法:ストリーミング
- 料金:1か月9.99ドル、1年99.99ドル
- お試し:7日間
- 主なタイトル:LIMBO, METRO, Guacamelee, VVVVVV, Hollow Knite, Dandara、Dark Siders
DISOCRDは、ゲーマー向けのコミュニケーションプラットフォームです。チャット、音声チャットの部屋を気軽に作れるイメージでしょうか。ゲーム版Slackといえるかもしれません。
新サービスとしてゲーム配信をはじめており、1か月9.99ドル(約1100円)でゲームし放題になります。
ラインアップは、いわゆるインディーズゲームの名作がずらりそろっています。
大手企業のビッグタイトルはまだありませんが、面白さには定評のある作品がラインアップされています。
(更新 2019/9/14)
2020/10をもってサービスが停止されることが発表されました。
HUMBLE MONTHLY
https://www.humblebundle.com/monthly
ハンブルバンドルといえば、ゲームをバンドルして好きな価格で購入できるという人気サービスを提供しているサイトです。
しかし軸足を徐々にハンブルマンスリーと呼ばれるゲーム定額制サービスへ移行しつつあるようにもみえます。
システムは月額12ドルで毎月新作が追加。バトルネットと連携させれば、取得したゲームはずっと保持できるというものです。
Origin Access
https://www.origin.com/jpn/en-us/store/origin-access
- 対象デバイス:PC
- 料金:月額料金は518円
- お試し:7日間
- 主なタイトル:バトルフィールド 4、ニード・フォー・スピード、ザ・シムズ3 スターターパック、トーチライト2など
EAの定額サービス。
EAの人気ゲームであるシムズはもちろんのこと、個人的にはよくプレイしたトーチライト2といったタイトルがあるのもうれしいところです。
レビュー記事はこちら。
【Windows 10】Origin Accessの使い方 おすすめ作品は? - 困ったー
Origin Access Premier
- 対象デバイス:PC
- お試し:7日間
- 料金:月額£14.99(約2,215円)、年間£89.99(約13,297円)
- 主なゲームタイトル:シムズ4、FIFA19、バトルフィールドV、ニードフォースピード
EAの新しいゲームサブスクリプションサービスです。
サブスクリプションといえば、過去タイトルやり放題が中心という印象です。
EAの「オリジンアクセス」は実際そんな感じです。
しかしこのプレミアではEAの新作にいち早くアクセス可能となります。
最新の「Madden NFL 19」や「FIFA 19」といったタイトルがラインアップされています。
XBOXゲームパスなどもそうですが、新作がいち早くプレイできる...という定額サービスが今後のトレンドになるかもしれません。
Twitch Prime
Twitchはゲーム実況サービス大手の一つです。
Twitch Primeは、アマゾンプライム会員ならば適用されるためお得なサービスといえます。
このサービスには毎月特定のゲームが無料で配信されるという特典がついています。
配信ゲーム例としては「SOMA」「Darksiders Warmastered Edition」「Sanitarium 」など。
公式ページ:Twitch Prime
任天堂スイッチオンライン
Nintendo Switch Online | Nintendo Switch|Nintendo
- 対象デバイス:スイッチ
- 配信:ダウンロード?
- 料金:月300円、12ヶ月まとめて払うと2400円
スイッチのためのオンラインサービスで、友達とまちあわせるロビー機能やボイスチャットなどが提供されます。
このサービスに加入すると、「ファミリーコンピュータ Nintendo Switch Online」として懐かしのファミコンゲームが利用できるようになります。
レビュー記事はこちら。
【任天堂スイッチ】Nintendo Switch Online 感想は?やめるには? - 困ったー
プレイステーションナウ
PSN | PlayStation Now | プレイステーション
- 対象デバイス:プレイステーション、PC
- 配信方法:ストリーミング
- 料金:1か月2,500円(税込)、3か月5,900円(税込)
- お試し:7日間
- 主なタイトル:魔界戦記ディスガイア5、マシナリウム、バイオハザード4、バイオハザード6、バイオハザード リベレーションズ アンベールド エディション PlayStation 3 the Best、BIOHAZARD CODE: Veronica 完全版、バイオハザード アンブレラ・クロニクルズ、戦国BASARA4、バイオショック、ソニック・ザ・ヘッジホッグ4 エピソードII、戦国無双2、ワンダと巨像、ジェットセットラジオ、NBA 2K16、BEYOND: Two Souls、ULTRA STREET FIGHTER IV、DEAD OR ALIVE 5 Last Round
ご存じプレステ3やプレステ4の人気タイトルを中心とした月額定額制のゲームサービスです。
バイオハザードシリーズやソニック、コーエーの戦国無双系タイトルも多く、シリーズ全部を買うよりはもちろん安くなります。
GeForce NOW
Stream all the Best Games with GeForce NOW | NVIDIA SHIELD
- 対象デバイス:SHIELD各機種(ポータルブル、タブレット、TVセットボックス)、アンドロイド
- 配信:ストリーミング
- 料金:月額7.99ドル(日本円で約880円。)
- 主なタイトル:ヒットマンアブソリュート、バイオショックリマスタード、トゥームレイダーアニバーサリー、セインツロー4、バットマン、LEGO版バットマン、ブラザーズ、デッドアイランドなど
nVidiaのゲームデバイスSHIELDで利用可能なサービスです。
最近は人工知能のチップとして人気のnVidiaですが、自社サーバで九ラウンドレンダリングして配信し、1080p60FPSの速度でプレイできます。
いよいよアンドロイドデバイスへのサービス開始がアナウンスされました。
日本では未定
Antstream
レトロゲームを専門にしたゲーム配信サービス。
【定額制ゲーム】レトロゲームの配信サービス ~ Antstreamとは? - 困ったー
Stadia
グーグルが本格参入したクラウドゲーミングサービス。
クラウド型のためにデバイスを選ばないのが特徴となります。
「WiFi対応コントローラがあれば、クロームキャストにつないでテレビに出力」なんて使い方が可能。
ゲームとしてはUBIソフト系のアサクリやDoomなどがラインアップされています。
2019年秋スタートですが、日本では未定です。
グーグル・ステイディアの使い方 つながらない場合は?必要なネット速度は? - 困ったー
Uplay+
UBIソフトが開始するゲームサブスクリプションサービス。
月額$14.99で、100以上のゲームが可能となります。
日本でのアナウンスは未定。
Uplay+ ~ Ubisoftのサブスクリプションサービス?🎮 - 困ったー
XBOX GAME PASS
マイクロソフトのXBOXではゲームパスなるサブスクサービスを実施中。
月額$14.99でPCゲームもやり放題になる「Xbox Game Pass Ultimate」が発表。
ただし日本では未定です。
Xbox Game Passとは?評判は?スイッチでも利用できる? - 困ったー
Hatch
スマホの人気ゲーム、クロッシーロードやモニュメントバレーなども利用可能となるゲームプラットフォームです。
無料では20ゲーム程度まで、有料なら100近いゲームが広告なしでプレイし放題となります。
DoCoMoも資本参加しており、日本でのサービスインも期待されます。
詳細はこちら。
今後サービス開始予定のものは?
Vectordash?
すでに海外でサービスインしているクラウドゲーミングサービス。クラウド上でレンダリングされたゲームが配信されるため、マシンスペックの影響は受けにくいです。
通常この手のサービスはサーバへの先行投資がかなりかかるので大変なのですが、ベクターダッシュではP2P形式を採用。個人のPCの空き時間を借りて計算作業を分担することで問題を解決しています。
マシン提供者には報酬も出るため、まさにウィンウィンなシステムです。
価格は月額28ドル(約3100円)。
参考:フォートナイトを非力なマシンでも楽しめるクラウドゲーミングサービス「Vectordash」 | TechCrunch Japan
スクエアエニックス?
現在XOBXゲームパスなどにゲームを提供しているスクエニですが、インタビューでは独自のサブスクについても検討しているようです。
https://www.windowscentral.com/square-enix-planning-subscription-service
ネットフリックス?
ある記事によれば、ネットフリックスはゲームの配信にも着手。2018年内にも「マインクラフト:ストーリーモード」の提供を行う予定だとか。
ただしあくまでライセンスであって、視聴者が投票などで?参加できる形式のドラマのようなものになりそうです。
ゲーム配信ビジネスへ参入は今のところはないとのこと。
参考:
Netflix will soon add games to its streaming lineup | CordCutters
Exclusive: Netflix to bring Minecraft: Story Mode to service - but not traditional games | TechRadar