SPORTECというスポーツ関連イベントで、サプリの講演を聞いてきました。欧米ではプレワークアウト。つまり練習前に飲むサプリが一般化しつつあるようです。
機能を考えて日本でも導入されるとよいでしょう。
海外のサプリトレンドは?
サプリ関連はワールドワイドで1兆円市場。北米で6割近くとなります。
世界的な健康志向もあってか、年率8.6%成長を遂げています。
中でもアジア圏の成長率は高く、サプリ分野でも高い伸び率を見せています。
中国ではCAGRが23.9%と高成長となっています。
分野でいえば、粉末プロテインが6割、ノンプロテインが18%。
ノンプロテインではアミノ酸などのサプリが該当します。
海外のサプリストアでは、プレワークアウト(運動前)、イントラ(運動中)、ポストワークアウト(運動後)でコーナー分けされているほどだそうです。
日本だとこういう置き方をしているショップはあまりないとは思います。プレワークアウトが注目されると、このような商品わけで展示するショップさんも増えてくるのでしょう。
いつ飲む?使い分けは?
このようにサプリが運動前後などのいろんなものが出てくると、どれをどう服用するかが大事になってきます。
プレワークアウト
練習前に服用するサプリは、クレアチン、
などを含有。持続力の確保が主眼となります。
以前はボディビルダーのようなコアな人たちが主に使っていましたが、利用者層は拡大中のようです。
人気ブランドとしてはセルコアのC4やJMなどがあります。
イントラワークアウト
運動最中のサプリです。
Bcaaなどを含有。
マッスルビルド(筋力向上)など。
ポストワークアウト
運動終了後に服用します。
グルタミンなどを含有。
運動による免疫力低下のリカバリなど。
主なプレワークアウトサプリ
Velox
講演を主催した協和発酵バイオさんはveloxというブランドを展開中です。
一酸化窒素(NO)産生に大事なアルギニンとシトルリンを組み合わせ、日米で特許を取得した配合となっているのがセールスポイントです。
今回はサンプルをいただいたので服用してみました。
運動前に、このまま、もしくは水と一緒に服用します。
味は、レモンっぽさの入ったスポーツドリンク粉末といった感じです。
飲んだ後は、1,2回げっぷがでました。
...で、この後筋トレへいざ挑戦!
で、いつもよりは疲れにくかった気もします。
プラシーボ効果(本当は効かないのに「効く」と渡された薬で効果がでること)なのかもしれませんので、本当に効いているのかはちょっとわかりにくいです。
最近「運動ですぐ疲れやすいんだよねー」、という方は試してみるといいかもしれません。
THE プレワークアウト+
イギリスのス「マイプロテイン」がリリースする「フェーズテック(TM)シリーズ」では、プレワークアウト用のその名もずばり「THE プレワークアウト+」をリリースしました。
特殊な構造のカプセルを使うことで、栄養分が一度にではなく段階的に摂取できるよう設計されているのが特徴です。
「VASO6」「L-シトルリン」「β-アラニン」「アストラジン」「バイオペリン」といった成分を配合しています。
「筋肉により多くの酸素が届く」「持久力、瞬発力を高める」「アミノ酸の吸収率を高める」といった効果が期待されます。