うちは昨年より自動車保険をネット専用格安へと切り替えました。半額とまではいかないものの、大きく保険料が下がったのでよかったです。
更新時期がきたのでみてみたらなんとかなり値上がりしてました。理由をいろいろ調べたのでまとめていきます。
イーデザインは更新時から爆上げ?
今まで東京海上日動で自動車保険に入っていたのですが、昨年よりイーデザインへ切り替えました。
イーデザインはネット保険であり、従来の自動車保険よりはかなり保険料を下げることができます。
保険比較サイトを使って調べたところ、最安値なのはS社でした。
が、あまり安すぎてサービスが限定的すぎるのもいやだな...などいろいろ検討。
イーデザインなら今まで使ってきた東京海上日動のグループ企業であることの安心感もあります。
そこで最終的にはイーデザインへ依頼しました。
更新手続きについて
更新についてはメールおよびハガキによる通知が送られてきたため、時期については把握しやすいと思います。
また更新日の45日前ならば、500円さらに早期割引が適用されます。
金額は多くはありませんが、それでもさっさと更新しておけばお得です。
更新自体は、ネット上で完結します。
契約内容を変更しない場合は、現在の自動車の距離を入れ直す作業がある程度です。
イーデザイン更新費用の推移
2018/10の更新
さて、イーデザインにしてから初めての更新です。
事故は起こしておらず、条件も変更していませんでした。
しかし価格をみてみると、なんと約16%も上昇しています。
500円、1000円あがった...ぐらいならそんなでもないかなとは思います。
保険は年間分一括払いです。その16%ですから予想外に高い印象です。
日本の年間インフレ率は黒田バズーカをいくらうとうが増えず、0.98%です。日本のインフレ率の16倍もの値上がりということになります。
2019/10の更新
この記事を書いてから1年(記事移転のため投稿日時とは異なります)。
更新のハガキが来ました。
前回同様ぐらいの価格が目安として書かれていたのでひとまず安心です。
で、再度ログインしてみて試算してみると...
な、なん、な、なんと14%アップでした(条件変更は無です)。
他社へ移行しようかと思いましたが、そうなるとこの記事の続きが書けなくなります。
ということで(?)泣く泣く更新することにします。
果たして来年は何パーセントの上昇なのでしょうか。
こうなってくるとある意味自虐的な楽しみしかありません。
(更新2019/12)
うちの母もイーデザインを使っています。
で、38000円が48000円でした。
ということはなんと、26%アップです。インド人じゃなくてもびっくりです。
(条件変更なしですし、大幅に走行距離が増えたとかはありません。)
大丈夫か、イーデザイン....。TT
2020/10の更新
再度ネットで更新しました。
今回は前回価格と比べて2.5%と少額のアップで済みました。またすごい値上げされるのではないかという強迫観念がありましたので、非常に安堵しました。
今年はコロナ外出自粛が多く、自動車の利用が全体的に減り、そのせいで事故も減っているのではないかと推察されます。
このような外部要因が来年どうなるのか、それが保険料にどう影響するのか、今から注目されます。
2021/10の更新
今回は約16%ダウンとはじめて?下がりました。
非常にありがたいです。
おそらくはコロナの影響があったのではないでしょうか。
来年の更新がどうなるのかが今から気になります。
他のネット自動車保険も更新で爆上げする?
調べてみるとイーデザインでも以下のようなツイートがあります。
爆上げするケースは他の人でもあるようです。
自動車保険更新の手紙にも料金改定のこと一切記載なし。料金改定黙って四千円も値上げしようなんて💢更新する場合の金額すら記載なし。更新後の金額問い合わせて初めて料金改定のこと知った😔 イーデザイン損保加入の人は注意!更新後の金額を必ず問い合わせてね!
— ソフィーママ(ツイートのんびり型) (@w_sweet777) September 18, 2018
このような更新時の大幅値上げはイーデザインに限ったことではありません。
ある方はS社の自動車保険を利用していて更新時に20%近くも増えていたようです。
参考:
自動車保険の更新のお知らせ…。事故がないのに値上がりしたので見直しました。 - *フクロウと出納帳*
まさか初年度はめちゃくちゃ安くしておいて、あとは殿様商売でがっつり上げていき....ってことはないでしょうね、各社さん。
なぜ自動車保険更新料は爆上げする?
まずはイーデザインへ問い合わせです。
イーデザインにはチャット機能があるため、その場で「条件が変わってないのに価格が上がっている理由」について聞いてみました。
残念ながらチャットでは、オペレータは契約内容を直接見ることはできないとのことでした。
イーデザインで用意されている以下のページを紹介するにとどまりました。
https://www.edsp.co.jp/faq/search_direct01Detail.asp?id=196
このページによると、保険料が上がるのは以下のケースがあるとのことです。
事故を起こした
この場合、ドライバーの評価が下がるため保険料が上がることになります。
今回は起こしていません。
条件変更
車自体が変更されたり、運転手が変更など、保険の前提条件の変更で値上げとなる場合があります。
今回は変更ありません。
契約の前年走行距離区
走行距離が大きく増えた場合、値上げ対象となる場合があります。
今回はそういうことはありません。
新車割引
新車の場合に適用されていた割引が適用外となるため、保険料が上がる場合があります。
うちの車はもう新車ではないので今回はあてはまりません。
「料率クラス」変更
自動車に適用される保険区分が変更されるケースです。
上記に当てはまらないということは、今回はこの料率変更がすべてと考えられます。
保険料自体の改定
保険料自体は定期的に見直されるためそもそもの保険料産出額が変更された可能性はあります。
「増加する保険金支払額」などのファクターによって、保険料自体は値上げされるケースがあるようです。
参考:
自動車保険の値上げが続く理由と対処法 | 自動車保険 オリコン顧客満足度ランキング
運転者が29歳以下または70歳以上の契約では保険料が高くなる可能性があるようです。
今回はうちは対象外ですが。
参考:うちの自動車保険が更新で値上がりした理由を調べてみた。 | 元保険会社社員が明かす得する自動車保険選び
「初年度は下げておいてから次年度はあげるぼったくりのようなシステム」でない...と仮定すれば、「保険料自体が値上がった」ということではないかと思われます。
であれば、その旨を通知してくれればこのようなモヤモヤ感にはなりません。
ブラックボックス化されている点でユーザとしては納得がいかない部分が多々あります。
(更新 2020/1/22)
報道によれば、自賠責は4/1より平均16.4%引き下げとなるそうです。自動ブレーキ普及で事故が減少していることの影響など。
あれ、なんでイーデザインは上がるんだろうと思ったら...
一方、損害保険各社が販売する自動車保険(任意保険)の保険料は今年1月に平均3%引き上げられた。昨年10月の消費増税による修理代の上昇などを反映した。
参考:自賠責保険料、平均16.4%引き下げ 4月から :朝日新聞デジタル
ということです。3%引き上げでは説明できないほど上がってはいますが...。